【日大豊山 野球部】春へ向けてスケールアップ

伸びしろの大きいチームだ。走攻守3拍子揃った大型遊撃手・平林主将、抜群の打撃センスを誇る西村逹貴(2年=内野手)らが占めるクリーンアップの破壊力は都屈指。下位打線に長距離スラッガー・佐藤優太(2年=レフト)らが配置され、裏クリーンアップを形成。どこからでも得点が奪える打線を目指す。また機動力も磨いている。黒川太一助監督、宮坂健太・高野大地コーチが効率良く練習を進めていくチームは、選手たちがレギュラーポジションを求めてタケノコのように凌ぎを削る。春にはさらにスケールアップしたチームが見られることだろう。福島監督は「秋のベスト4はすべてを出し切った成績ではありません。1年生も力を伸ばしていて、このチームには“伸びしろ”しかないと思っています。これから、どこまで伸びるか楽しみです」と手応えを感じている。

秋4強は、夏進撃の予兆。日大豊山が目指す視線の先には、18年ぶりの甲子園がある。2018年2月掲載

 

 

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