Pick up 2年生投手陣に注目

高橋蒼人/安藤翔/川本虎太朗
帝京の2年生投手陣に注目が集まる。エースの高橋蒼人は最速145キロのストレートが魅力の来秋のドラフト候補。安定感あるピッチングをみせるサウスポー安藤翔、184センチの大型サウスポー川本虎太朗も力を伸ばす。打撃力が魅力の帝京だが、夏を勝ち抜くには投手陣の奮闘が不可欠。2年生投手陣が名門復活の鍵を握っている。

打撃陣

渡邊礼(3年=遊撃手)
高校通算22本のロングヒッター。パンチ力ある打撃でチームを牽引する

小島慎也(3年=三塁手)
高校通算34本のパワースラッガー。夏は1番打者としてスイッチ役となる

大塚智也(3年=二塁手)
状況に応じた打撃で得点に絡む4番候補。勝負強い打撃で役割を果たす

帝京・金田優哉監督
一戦必勝で戦っていく

 「戦うのは監督ではなく選手たち。夏を制するには、選手たちの湧き上がる気持ちが大事になります。高校野球にとって夏は特別な大会。夏に勝つには、心技体のすべてが必要です。先をみることなく一戦必勝でトーナメントを勝ち上がっていきたいと思います」

【監督プロフィール】
1985年埼玉県出身。帝京―筑波大。帝京高時代は、前田三夫監督のもとで主将を務めた。大学卒業後に2年間会社員として働き、駒大高で1年間指導したのちの2011年4月から帝京コーチ。2021年秋、前田監督の勇退により、監督就任。高校時代のポジションは、投手・捕手。

 

 

 

帝京高校
【住所】東京都板橋区稲荷台27-1 【創立】1943年 【甲子園歴】26回(春14回・夏12回) 野球部は1989年、1995年の選手権大会、1992年の選抜で全国制覇。2011年夏を最後に甲子園から遠ざかるが、復活を待つ高校野球ファンは多い。野球部OBに中村晃(ソフトバンク)、山崎康晃(横浜)ら。

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