群馬・栃木版の記事一覧

群馬・栃木版の記事一覧

【常磐】エース/Pick up

エース/金子陽翔 (2年=投手) 176センチ76キロの右の本格派。最速138キロのストレートに、落差のあるスライダーで勝負していく。「チームにリズムを与えるようなピッチングをして勝ち上がっていきたい」。発展途上のエースが躍進の原動力になる。   ピックアップ/小林呼太郎 (2年=中堅手) 走攻守の三拍子揃ったプレーヤー。身体能力の高さにプロも注目     Pick

【相模原】Pick up/ 全員180センチ超えの「三本の矢」

ピックアップ/菊地康介(2年)・小林理瑛(1年) ・近藤優樹(1年) 全員180センチ超えの「三本の矢」 毎年、「打」の印象が強い相模原だが、新チームには3人の大型右腕がいる。全員が身長180センチ超え。エースナンバーを背負う小林は、独特の軌道でリズムの良いピッチングを展開する右サイドハンド。その小林をライバル視する近藤は力強いストレートが武器。彼らをまとめる2年生の菊地は、回転数の多い質の高いストレートとカットボールで打者を封じる。佐相監督は「この冬でさらに伸びると確信している。全員が140キロ台を出せるようになる」と期待。彼らが揃えば1試合の中で完全分業制が可能となり、連戦にも対応可能。「自分たちが点を取られなければ負けることはない」と菊地。彼ら3人が最激戦区・神奈川のトーナメントを勝ち抜く「三本の矢」になる。

【作新学院】第103回全国高校野球選手権大会レポート

作新学院 「打ち合いで涙」 10大会連続16回目の出場 8回に執念で一時同点も力尽きる 作新学院が第103回全国高校野球大会2回戦で高松商と対戦した。中盤以降に得点の奪い合いになったが惜しくも敗れた。  作新学院は10大会連続16回目の夏甲子園となった。2016年にはエース今井達也(現西武)、投打の要だった入江大生(横浜DeNA)を擁して全国制覇を達成した。 今夏は決勝戦で佐野日大を下して甲子園行きを決めた。今チームは、県大会秋ベスト4、春準優勝。連覇が不安視された面もあったが、栃木大会で強さをみせて、頂点へ駆け上がった。小針崇宏監督の夏への“仕上げ”は見事だった。甲子園では初戦となった2回戦で高松商と対戦した。作新学院の先発は、エース井上力斗だった。栃木大会はケガ明けで限定登板となったが優勝に貢献。甲子園のマウンドに上がった。2回までスコアレスで進んだが、3回以降、試合は打ち合いになっていく。5回までにミスも絡んで失点し1対6と劣勢になったが、中盤以降に粘りをみせていく。6回に2点を返すと、8回には渡辺翔偉の2点タイムリーなどで3点を奪って同点へ。底力をみせたがその裏にミス絡みで4失点し、突き放された。ゲームは両チーム合わせて25安打の乱打戦。作新学院は相手を上回る13安打を放ったが、勝負所でのミスが響いて7対10の敗戦となった。 大会前にコロナ陽性選手が出るなど難しい状況だったが、困難を乗り切って甲子園で完全燃焼してみせた。栃木大会連覇は2ケタの10大会となったが、王者の行進はどこまで続いていくのであろうか。

【静岡】『主将のチーム分析・山岸廉尊 主将(2年=内野手)』コラム 主将のチーム分析 #静岡

山岸廉尊 主将(2年=内野手)のチーム分析 負けない野球で勝つ 「守備からリズムを作り、そのリズムを攻撃に生かすチームを目指していきます。投手陣は夏を経験した鈴木脩矢と吉田優飛が中心となり、野手は自分と副主将の山本和輝で引っ張っていきます。池田監督が就任してから取り組んでいる『打てなくてもどうやって点を取っていくか』を突き詰め、負けない野球で勝ち上がります」

【静岡】「絶対王者」#静岡

優勝 静岡 「絶対王者」 秋春は苦しみながらも貫禄の夏V 26度目の夏聖地へ 第103回選手権静岡大会は名門・静岡の優勝で締めくくられた。常に優勝候補に挙げられながらも苦戦した秋と春。自分たちのあるべき姿を一から見つめ直すところから踏み出した今大会の結果に、チームは喜びと安堵に包まれた。(取材・栗山司/写真協力・山下大輔)(2021年9月号掲載) エース・髙須が37イニングを無失点 絶対王者が盤石の戦いぶりで頂点に立った。  決勝戦では東海大静岡翔洋の好投手・鈴木豪太を打ち崩した。初回と2回に1点ずつ挙げて試合を優位に進めると、5回には1死一塁の場面で4番・池田惟音(3年=外野手)を打席に迎えた。「とにかく走者を還そうという意識だった」と池田は6球目を強振。打球はライトスタンドに消えていった。  そして、4対0で迎えた9回、エース・髙須大雅(3年)が最後の打者を二塁ゴロに打ち取ると、マウンド上付近で歓喜の輪が広がった。  髙須は今大会、全5試合37イニングを無失点。192センチの長身から投げ下ろすストレートは威力満点で、相手を寄せ付けなかった。マウンド上で常にポーカーフェイスの右腕は「秋春と悔しい思いをして、甲子園に行くためにやってきたので本当に嬉しい」と優勝後、ようやく白い歯をのぞかせた。

【東海大静岡翔洋】「思いをつなぐ」 #東海大静岡翔洋

準優勝 東海大静岡翔洋 「思いをつなぐ」 17年ぶり決勝の舞台へ 部員一丸となって原監督への思いをつなぐ 「思いをつなぐ」のスローガンのもとチームづくりに取り組んできた東海大静岡翔洋。結実へ向け、17年ぶりとなる決勝進出を果たした。聖地へ一歩及ばずも、チーム最高成績で有終の美を飾った。(取材・栗山司/写真協力・山下大輔)(2021年9月号掲載) 監督を男にする! ノーシードから優勝候補を次々と破った。大会前に、今春センバツを制した東海大相模(神奈川)の門馬敬治監督の退任が発表され、後任監督として原俊介監督の名前が取り沙汰された。ナインは、東海大静岡翔洋の指揮官として最後の夏になる可能性がある原監督を男にしようと一致団結した。 3回戦で昨秋県準優勝の常葉大菊川と対戦。初回に長村理央(3年=内野手)の満塁本塁打が飛び出し、5対2で快勝する。4回戦ではシード校の浜松工に競り勝ち、準々決勝は桐陽を下した。 準決勝でエース・鈴木が快投 準決勝の相手は春の東海大会を制した掛川西。初回に3番・石上賢真主将(3年=捕手)、4番・落合昴天(3年=内野手)の連続二塁打で先制点を挙げると、3回には落合のタイムリーでリードを広げた。

【掛川西】「名門復活へ」 #掛川西

Best4 掛川西「名門復活へ」 「いい流れを下級生が受け継いでほしい」大石卓哉監督 「次のステージに向けて準備していきたい」沢山優介 榊原・沢山Wエースの集大成 シード校のプライド胸に戦い抜く 春は準優勝し、さらに東海大会優勝を果たした掛川西。Wエースを擁し、古豪復活が期待された今夏はベスト4で終えた。(取材・栗山司)(2021年9月号掲載) チーム一丸で勝ち上がる 春夏通算9度の甲子園出場を誇る掛川西。2018年に就任したOBの大石卓哉監督のもと、「甲子園2勝」という目標を掲げ、1年間かけてチームを作り上げてきた。 中心は榊原遼太郎(3年)と沢山優介(3年)。ともに140キロ台のストレートを投げ込む。「Wエース」を擁し、春の東海大会では12年ぶりに優勝を飾った。

【磐田東】「不屈」 #磐田東

Best4 磐田東「飛躍」 「目標を持っていい顔でプレーしてくれた」山本幸司監督 「水野が投げられなくて自分がやるしかないと思った」冨田優吾 第1シード撃破でベスト4入り 聖地への夢後輩に託す 春にベスト8入りした磐田東。準々決勝では第1シード・藤枝明誠から勝利を奪い、10年ぶりのベスト4進出を果たした。(取材・栗山司) 背番号11のエース この夏、磐田東は決して万全な状態ではなかった。  今年2月、最速144キロ右腕の水野琉唯(3年)が右ヒジを疲労骨折。水野に代わって春にエースナンバーを背負った冨田優吾(3年)も5月下旬に右膝の靭帯を痛めた。

【桐陽】「不屈」 #桐陽

Best8 桐陽「不屈」 2度目の聖地を目指し食らいつく つかみ取った10年ぶりのベスト8 春から着実に力を伸ばしてきた桐陽。大会を通し、決して諦めないチーム力を示した。(取材・栗山司)(2021年9月号掲載) 4回戦は劇的サヨナラ勝ち 1992年に創部4年にして甲子園初出場を果たした桐陽。あれから29年。再びミラクルを予感させる戦いで勝ち上がった。  3回戦の御殿場西戦では4点差を追いつかれ、迎えた9回裏の攻撃。1死一二塁で打席にはこの日、本塁打を放っている飯田雄清(2年=外野手)を迎える。2球目を強打すると、打球は右中間を抜けていった。 10年ぶりのベスト8進出 このサヨナラ勝ちで勢いに乗り、4回戦は磐田南に勝利。右腕の坂本翔星(3年)が完投を飾った。力強いストレートに加え、縦横2種類のスライダーを駆使。走者を出しながらも粘り強く投げ抜き、「最後まで投げ切ることができて気持ち良かった」と笑顔を見せた。

【富士市立】「堂々と」 #富士市立

Best8 富士市立「堂々と」 若いチームながら殊勲のベスト8 強豪相手に諦めない戦いで魅了 春は悔しさを味わった富士市立。今大会ではそれを払拭するような快進撃を見せた。(取材・栗山司)(2021年9月号掲載) 春からの巻き返し 春の地区大会初戦敗退からの快進撃だった。 1回戦、2回戦は2年生エース・渡邊洸汰朗が連続完封勝利。3回戦は渡邊が12安打を許しながらも1失点に抑えると、攻撃陣が計13安打で7得点を奪った。「春は相手が何もしていないのに勝手に自分たちが引いてしまい負けてしまった。そこを変えるべく、春以降は練習から果敢にプレーすることを心掛けてきました」(瀧絢斗主将・3年=外野手) 全員の心を一つにし、スキのない野球へ。技術だけでなく、精神面も逞しくなった富士市立は試合を重ねるごとに成長していった。 選抜出場校を撃破!

【島田商】「成長」 #島田商

Best8 島田商「成長」 「1戦1戦成長してくれた」横山崇監督 「支えてくれた周りの方に感謝したい」新木柊 古豪の意地で激戦ブロック駆け上がる エース新木は全5試合の完投 激戦必至のブロックに飛び込んだ島田商。絶対的エース新木柊(3年)を軸に結束するチームは、古豪復活をかけた戦いに挑んだ。(取材・栗山司) (2021年9月号掲載) 全部決勝戦のつもりで 島田商は今年4月、横山崇監督が就任した。前任の池田新之介監督(現静岡監督)からチームを引き継ぎ、横山監督は最初のミーティングでこう宣言した。「君たちがいいチームなのはわかっている。この夏は絶対に甲子園に行こう」 だが、実際に入ったブロックは強豪揃いだった。横山監督は「全部決勝戦のつもりで頑張ろう」と1戦必勝の姿勢を示し、大会に突入した。

【藤枝明誠】 やり抜くチカラ #藤枝明誠

Best8 藤枝明誠「やり抜くチカラ」 「よく頑張ったなという気持ちでいっぱい」光岡孝監督 「最後まで明誠の野球は貫けた」川瀬譲二主将 投打において他を圧倒 春秋王者として“らしさ”貫く 第1シードで臨んだ今夏。頂点に立った者にしかわかりえないプレッシャーの中、チームは最後の大会に立ち向かっていった。(取材・栗山司)(2021年9月号掲載) 川瀬主将の一撃で先制 秋、春の県大会を制覇し、第1シードで迎えた夏。2回戦から4回戦まで全てコールド勝ちで順当に勝ち上がった。それでも光岡孝監督は「計り知れない重圧があったと思う」と選手の心情を察する。  準々決勝の磐田東戦は苦しい試合展開となった。2回に4番・川瀬譲二主将(3年=内野手)の高校通算35本目となるソロ本塁打で先制するも、しぶとく攻める相手打線の前に2対5で敗れた。

【前橋育英】 優勝V #前橋育英

前橋育英が延長12回の激闘制す 上州高校野球の歴史に刻まれる名勝負 第103回全国高校野球選手権群馬大会決勝で前橋育英が6対1で健大高崎に勝利した。延長12回、前橋育英・岡田啓吾が決勝2ランを放つなど一挙5点を奪ってゲームを決めた。 ■両エース、白熱の投手戦 永遠に観ていたくなるようなゲームだった。今大会ノーシードで臨んだ前橋育英と、今春の選抜大会出場のシード校健大高崎。近年の群馬の覇権を争う両軍の対戦は、予想に違わぬ好ゲームとなった。昨夏の独自大会準決勝は9対11、昨秋の秋季大会準々決勝は7対10。過去対戦2試合では前橋育英が打ち合いに屈していた。この決勝も得点の奪い合いが見込まれた中で、ゲームは前橋育英エース外丸東眞、健大高崎エース今仲泰一が投げ合う投手戦となった。4回までスコアレスで進んだ緊迫の試合は、5回に健大高崎・吉里竜門が押し込まれながらもセンター前に運んで先制に成功した。ゲームは健大高崎が1点リードのまま終盤へ。前橋育英は8回に、4番・皆川岳飛主将の執念の左前タイムリーで同点に追いつく。 ■2年生クラッチヒッターの一撃 両エースのボールには、一球一球に魂がこもっていた。健大高崎の8回1死1・3塁の場面では、エース外丸が好捕からの投手ゴロダブルプレーで危機回避。1対1で勝負は9回へ突入していく。対する健大高崎・今仲は9回に147キロをマークするなど圧巻のピッチング。2死1・2塁のピンチをしのいで9回裏へ。9回裏2死からは育英主戦・外丸と、健大高崎の主砲・小澤周平が対峙し、力と力の勝負。結果的に四球となったが、互いの意地がぶつかり合うシーンは見応えがあった。試合は、1対1のスコアで延長戦へ突入していく。前橋育英はエースにゲームを託す一方で、健大高崎はエース今仲を交代させる継投策。延長戦は、どちらに得点が入ってもおかしくない一進一退の攻防が続く。勝負を決めたのは、延長12回表、前橋育英の2年生の一撃だった。 ■群馬の決勝にふさわしい一戦 無死2塁で打席に立った岡田が、インコースの変化球を強振。鋭いスイングから放たれた強烈な打球は、ライトスタンドフェンスを越えていく。値千金の決勝2ラン。土壇場で2点を奪った前橋育英は、勢いもろともさらに3点を追加し、打者一巡の猛攻で一挙5点を奪ってゲームを決めた。エース外丸は延長12回を投げ抜き、被安打4失点1の快投。荒井直樹監督は「苦しい場面が続いたが、守備で我慢できたことが延長12回の攻撃につながった。昨秋、今春の悔しい敗戦を経て、選手たちは強くなった」と目を細めた。緊迫した展開が続くしびれるゲームは、高校野球王国・群馬の決勝にふさわしい、今大会のベストバウト。前橋育英、健大高崎の選手たちの激闘は、上州高校野球の歴史に刻まれる。 (2021年9月号掲載)

【前橋育英】 5大会連続6回目 V #前橋育英

前橋育英 5大会連続6回目 V 第103回全国高校野球選手権群馬大会決勝が7月27日に行われ、前橋育英が延長戦の末に健大高崎を6対1で破って5大会連続6回目の優勝を果たした。 前橋育英と健大高崎の群馬2強による白熱の決勝戦は1対1のスコアで延長へ突入。延長12回に前橋育英が一挙5点を奪い、深紅の優勝旗を手にした。前橋育英は今大会ノーシードから勝ち上がると3回戦で桐生第一、準々決勝で関東学園大附、準決勝で太田に勝利し決勝へ進出。決勝戦では、主砲・皆川岳飛主将、エース・外丸東眞を軸にした戦いで、今春の選抜大会出場の健大高崎に競り勝った。コロナ禍で2020年の同群馬大会は中止となり県独自大会を開催。今大会は、甲子園切符を懸けた2年ぶりの大会となったが4連覇中の前橋育英が制して5連覇を成し遂げた。 (2021年9月号掲載)      

【佐野日大VS文星芸大附】第103回全国高校野球選手権栃木大会準決勝 #佐野日大 #文星芸大附

第103回 全国高校野球選手権 栃木大会 準決勝 佐野日大VS文星芸大附 佐野日大 最終回逆転劇で決勝進出 文星芸大附 14年ぶりの甲子園出場ならず   1点ビハインドの佐野日大が最終回に逆転勝利、あきらめない野球で7年ぶりの決勝進出を果たした。文星芸大附は14年ぶりの甲子園出場の夢が途絶える結果になった。(取材・永島一顕)

【作新学院VS宇都宮短大附】第103回全国高校野球選手権栃木大会準決勝 #作新学院 #宇都宮短大附

第103回 全国高校野球選手権 栃木大会 準決勝 作新学院VS宇都宮短大附   作新学院 最少失点で大会10連覇に王手 宇都宮短大附 初ベスト4はチームの財産  

【作新学院】優勝「V10」

絶対王者10連覇 接戦制して栃木の頂点 作新学院が、春優勝の第1シード佐野日大との決勝戦を制して、2年越しでの10大会連続優勝、16回目の甲子園出場を決めた。佐野日大は、最後まで食い下がったが一歩及ばなかった。(取材・永島一顕) ■序盤の代打策が見事的中 初回に1点先行された作新学院は3回、8番・渡邊翔偉が中前打で出塁すると先発・井上力斗に代えて代打・戎響葵を打席に送った。どよめきの采配。その小針崇宏監督の決断が的中。戎は、内角の変化球を強振、見事に右翼席へ叩き込む2点本塁打を放ち、作新学院が逆転に成功する。2対2で迎えた7回には、鈴木陽登の死球を足掛かりに7番・相場秀三の右前打、代打の小口莉央の四球で2死満塁と攻め、佐野日大の暴投を誘い、鈴木がホームを駆け抜け再びリード。終盤での貴重な1点が、V10を導く決勝点となった。 ■3投手の継投で逃げ切りに成功 投手陣の頑張りも見逃せない。決勝の先発は、今大会初登板となる背番号1の左腕・井上力斗。6月に右足首を負傷し、万全の状態ではなかったがエースとしてマウンドに立つ。立ち上がりを攻められ1失点したが、2回まで投げてゲームを作った。2番の林拓希は安定した投球で4イニングを1失点。勝ち越し後の7回から登板した佐藤優成は、バックの好守もあり佐野日大に得点を許さなかった。  田代健介主将は「(甲子園がなかった)昨年の先輩たちの思いも背負いつつ、今大会では一球ずつ全力で立ち向かい、目の前の勝負にかけようと試合に臨んだ。その結果が優勝につながった」と激戦を振り返った。「チームとして一戦一戦で成長しながら戦ってくれた」(小針監督)。作新学院は、攻守に隙のない戦いで10大会連続制覇の栄光をつかんだ。 ■佐野日大、無念の準優勝 麦倉洋一監督就任後、初の夏決勝に進出した佐野日大は、「1点」に泣いた。増山渉太主将が初回に送りバントを決めて先制点を引き寄せ、5回には同点打を放ってチームをけん引した。9回にも好機があったが、挟殺と併殺によってチャンスを逸した。鈴木空、佐久間結人、齋藤怜とつないだ投手陣は、作新学院打線を中盤まで2点本塁打の失点のみに抑えていたが、7回に与えた3点目が決勝点となってしまった。作新学院と真っ向勝負もわずかに力及ばず、優勝旗を手にすることはできなかった。

【利根商VS健大高崎】第103回全国高校野球選手権群馬大会準決勝 #利根商 #健大高崎

第103回 全国高校野球選手権  群馬大会 準決勝 利根商VS健大高崎 健大高崎 投打盤石の戦いで決勝進出 利根商 「北毛初の甲子園へ」飽くなき挑戦  

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【太田vs前橋育英】第103回全国高校野球選手権群馬大会準決勝 #太田 #前橋育英

第103回 全国高校野球選手権  群馬大会 準決勝 太田VS前橋育英 前橋育英 春季大会敗戦の雪辱 太田 進学校の素晴らしき挑戦  

【横浜】監督優勝インタビュー  #横浜

「選手に救ってもらった」 村田浩明監督 「すべての目標は、この選手たちを甲子園に行かせること。勝てなかったのは何かが足りないから。そのために変えられるものは、全部変えていこうと考えました。高山大輝コーチとともに、私生活からすべてを見直していきました。チーム再建は、思っている以上に厳しい戦いでした。(試合後会見の涙は?)指導者としては、まだまだこれからなのですけれども、やっと一歩踏み出せたかなと思ったら自然と…、想定外の涙でした。選手に救われているな、選手を信じ続けて本当に良かったなと思いました」 (2021年9月号掲載)     「チーム一丸でつかんだ勝利です」安達大和主将    

【横浜】 「背番号7のエース」 #横浜

背番号7のエース/金井慎之介 名門の重圧を背負い続けた。 背番号1を背負った昨秋、今春大会は準決勝のマウンドに立ったが、本来の投球を見せることができなかった。2大会連続ベスト4。勝利のみが求められる世界で、苦しみを抱えた。今大会はエースナンバー「1」ではなく「7」をつけて大会へ。「背番号7のエース」が横浜優勝の原動力だった。 (2021年9月号掲載)      

【横浜】 「再建への覚悟」 #横浜

新生・横浜 新たな物語の始まり 一戦必勝、泥臭く、原点回帰   ■24安打17点の猛打で頂点へ   横浜が決勝・横浜創学館戦で24安打17点の猛打をみせて3年ぶり19回目の頂点をつかんだ。就任2年目の村田浩明監督は優勝インタビューで「一戦必勝でやってきた。やっと一歩を踏み出せたなと思っている。3年生に本当に感謝したい」と男泣きした。  涙の理由の一つは元エース金井慎之介の成長だった。世代屈指のポテンシャルを秘める投打の二刀流。しかし、昨秋、今春の県大会では大舞台のマウンドに立ちながらも、結果を残すことができずにチームは2大会連続でベスト4となった。 ■エース復活を支えたチームメート  

【横浜】 3年ぶり19度目 V

横浜 3年ぶり19度目 V    第103回全国高校野球選手権神奈川大会を制したのは横浜だった。3年ぶりの甲子園を狙う横浜は7月28日の決勝戦で横浜創学館に17対3で勝利し、聖地への切符をつかみ取った。OBの村田浩明監督が2020年4月に就任し「再建」へ向けて取り組んできたが、チーム改革開始から2年目の夏に、村田監督自身初の甲子園出場を決めた。指揮官、選手、学校、OBらが一丸となって新たな道を切り開いたことに価値がある。この甲子園出場は「ゴール」ではなく「出発点」。再建の旅路は、ここから始まる。(撮影・森田威志)

【横浜創学館】 超個性派集団  神奈川席巻!

エース山岸を軸に堂々準優勝 一体感で強豪次々と撃破  横浜創学館が、2008年の南神奈川大会以来13年ぶりの決勝進出を果たして準優勝となった。初甲子園出場の夢は叶わなかったが、今大会に大きなインパクトを残した。 (2021年9月号掲載) ■神奈川大会で大暴れ   ワクワクさせてくれるチームだった。百戦錬磨の森田誠一監督は、秋山翔吾(現シンシナティ・レッズ)、望月惇志(阪神)らを育てた智将。選手の個性を磨き上げる術に定評があるが、今夏は魅力あふれるチームで大会へ乗り込んできた。エース山岸翠、主将・長井俊輔、フルスイングスラッガー・岡本翼ら個性あふれる選手たちがグラウンドで躍動した。準々決勝・日大藤沢戦は、4対3で迎えた6回に猛打爆発し一挙9点を奪って13対3でコールド勝ち。準決勝・慶応戦では5回に集中砲火を浴びせて4点を奪い5対0とリードすると、慶応の反撃を2点に抑えて5対2で逃げ切り。7回のピンチで、センター倉谷快誓が大飛球を外野フェンスに激突しながらも好捕。土壇場でのファインプレーで流れを渡さなかった。決勝・横浜戦はエース山岸の疲労の影響もあり3対17で敗れた。横浜創学館は、2008年の南神奈川大会決勝でも横浜に屈して甲子園への道を断たれた。そして今夏も横浜の前に破れる結果となった。森田監督は「横浜高校は強かったが、連戦の中で選手たちが頑張ってくれた」と称えた。初甲子園には届かなかったが、チームは何度でも立ち上がる。不屈の魂が、チームをさらに強くする。  

【横浜創学館】 準優勝

横浜創学館 準優勝  横浜創学館が今大会で気迫あふれる戦いをみせ決勝の舞台に立った。決勝戦では横浜相手に破れる結果となったが、選手たちの健闘は色褪せない。準々決勝で日大藤沢、準決勝で慶応を下した戦いは、チームの歴史に刻まれる。初優勝は果たせなかったがコロナ禍の神奈川大会で堂々の準優勝。持てる力を存分に発揮した選手たちは、胸を張って球場を後にした。(撮影・飯竹友彦ほか) (2021年9月号掲載)  

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