群馬・栃木版の記事一覧

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【栃木】「伝統の誇り」

県下屈指の伝統進学校の挑戦 文武両道を貫き「90年の扉」を開ける   1930年代に2度の甲子園出場実績を持つ栃木。文武両道を貫くチームは、OB指揮官を迎えて再び士気が高まっている。 ■新たな歴史を刻むべく鍛錬を積む 県下屈指の伝統進学校・栃木は1933年夏、1934年春に甲子園出場した実績を誇る。栄光から90年が経過したが、選手たちは誇りを胸に変わらぬ姿勢で野球に打ち込む。2015年春には進撃をみせてベスト4へ進出。2015年秋、2016年春にもベスト8へ到達している。以降は2回戦の壁を突破できない時期が続くが2023年春には3回戦進出。2023年夏2回戦では前年度優勝校・国学院栃木と対戦し、8回まで4対6の接戦を演じた。9回に6失点して5対12で屈したが、私学強豪に対しての善戦は地域、OBらに勇気を届けた。2024年のチームは、夏の中心メンバーだったバッテリーなどが残り、新たな歴史を刻むべく練習に励む。 ■伝統進学校の戦いを極める 2023年5月からは、OBの入江智宏監督がチームを率いている。栃木で外野手として活躍後に早稲田大へ入学。名門大で野球に打ち込み、「母校を甲子園へ」の夢を持って教員の道へ進んだ。上三川、栃木商で監督を務めて2021年に母校へ着任し、顧問・部長に。父・吉晴さんもかつて栃木監督で、1985年夏、作新学院に勝ち8強に進出。親子2代で伝統校のタクトを任されたことになる。自身の現役時代のユニホームをまとってグラウンドに立つ入江監督は「1985年以来、高校野球の集大成といえる夏の大会で8強に入っていない。まずはそれを超えること。2023夏は国学院栃木と好勝負が出来たようにチャンスは必ずある。選手たちには伝統のユニホームの誇りをプレーで体現してほしい。野球も勉強も頑張りたいという生徒に、栃高(とちたか)を選んでもらえるように魅力あるチームにしていきたい」と、後輩たちと共に歩む。 ■投打のバランス整うダークホース 現在の部員数は2年生10人、1年生8人。2024年のチームは、夏からレギュラーだった山口遥生主将(2年=捕手)、エース須田統大(2年)が軸となる。エース須田は投球術に長けた実戦派で、格上を抑え込む力を秘める。「一球を大切にして、緩急を活かしたピッチングでチームの勝利に貢献したい」(須田)。ショートストッパー野田泰誓(2年=内野手)、セカンド石塚善大(2年=内野手)、センター長竹柚希(2年=外野手)のセンターラインが安定。昨秋大会は、チームのコンディションが整わずに大田原に敗れたが春・夏に向けて巻き返しを誓う。山口主将は「今年のチームは経験値も高く、投打のバランスが整っている。伝統復活のために一丸となって戦っていく」と気持ちを高める。1934年春に甲子園出場を果たしたチームは、2024年に90年の扉を開く。栃木は伝統進学校の戦いを極めていく。

【静岡商】主将のチーム分析

齊藤修生 主将(2年=捕手) パワーアップして甲子園へ 「秋から冬にかけて、打撃力アップに取り組んできました。ウエイトトレーニングにも時間を割き、全員がパワーアップしています。打線の中心となるのは3番の中島健太、4番の宮腰龍太郎です。打点を挙げてくれます。何としても春の大会でシード権を獲得して、夏は甲子園に行きます」  

【浜松城北工】Pick up

Pick up/堀内陽太(2年=捕手) チームを支える扇の要 守備を重視するチームの中で、カギを握るのが捕手の堀内陽太だ。小学4年から野球を始め、浜北北部中時代には浜松選抜に選ばれた。「部員が多く、競争できるところで勝負したかった」と浜松城北工に入学。1年夏からベンチ入りした。一番の武器は肩。二塁への送球タイムは2秒を切り、秋の日大三島戦では相手が試みた盗塁を2度阻止した。「冬の間にもっと下半身に力をつけて、守備もバッティングも実力を上げていきたいです」。高校卒業後は自衛官の道を志すという堀内。完全燃焼を誓ってレベルアップに励む。    

宇都宮短大附属・増田清監督 過去最高の結果を追求

宇都宮短大附属・増田清監督 過去最高の結果を追求 「今年のチームは2021年夏の初ベスト4進出後の2022年春に入学してきた世代です。2011年創部以来、ポテンシャルは最も高いと考えています。1日1日のトレーニングを大切にして過去最高の結果を追求していきたいと思います」   監督プロフィール 1964年足利市生まれ。足利高−法政大(軟式)。大学卒業後、足利銀行に入行。埼玉県内の会社を経て2011年9月に野球部監督就任。2019年は夏大会初のベスト8進出。2021年夏ベスト4進出。

【太田】「やり切る、勝ち切る」

結果を残す伝統進学校、2024年への挑戦 2023年秋ベスト8進出、進化する「考える野球」 甲子園初出場を狙う進学校・太田は過去3年間にベスト4に2度、ベスト8に3度進出するなど公立普通校としてはトップの戦績を残す。昨秋もベスト8へ進出したチームは2024シーズンの飛躍を誓う。 ■太田が目指す「考える野球」 授業を終えた選手たちはそれぞれがグラウンドへ駆け出してくると、効率的に準備を進めてチームのウォーミングアップを始める。その様子からは規律と自主性が両立するチームの特長が感じられた。「考える野球」という太田が目指すスタイルは、確実に選手たちに浸透している。太田は2021年春の3回戦で前橋育英を撃破する進撃をみせるとベスト4へ進出。同年夏も4強へ勝ち上がり、伝統に宿る強さを発揮してみせた。その後もベスト8まで勝ち上がると、昨秋大会では6大会ぶりにベスト8へ辿り着いた。 ■地図を広げて頂点へ 太田が、敗れた相手の多くは健大高崎、前橋育英などの私学強豪。その壁をいかに越えていくか。選手たちは、自分たちで“地図”を広げて頂点までのルートを探る。チームでは選手たちが日々、野球ノートに向き合い、課題を克服している。打撃陣は体力測定の数値、投手陣は球質解析システムのデータを参考に強化を図っている。夏から主軸だった攻守のキーマン丹羽晃副将(2年=内野手)、飯島暖太(2年=外野手)がチームを牽引。瀬川皓星主将(2年=捕手)がチーム全体をまとめて舵を切っている。瀬川主将と丹羽副将は同じ太田城東中出身(丹羽は桐生ボーイズでプレー)で家も近いため帰り道にミーティングをしながら帰宅しているという。丹羽は「ベスト8以上に行くには私学強豪を倒す必要がある。高いレベルを意識して練習に取り組まなければいけない」と力を込める。 ■勝ち切ることで壁を突破 今季のチームは、機動力を活かした攻撃が特長。飯島、丹羽副将の1・2番コンビでチャンスをつくり、主軸の瀬川主将へつなげていく。投手陣は、抜群の安定感をみせるエース岩嵜奏汰(2年)、右サイドの福田仁(2年)が力を伸ばすほか1年生投手も成長をみせている。チームは年末年始に太田金山への走り込み、通称「金山トレ」を行い、心技体を鍛え上げた。またウエイトトレーニングにも取り組みパワーアップを図っている。瀬川主将は「チームのテーマは『やり切る、勝ち切る』。チーム全員がやり切ることで底上げにつながる。春、夏は勝ち切る試合をみせていきたい」と前を向く。OB指揮官の岡田友希監督は「秋ベスト8の結果は大きな手応え。これまで越えられなかった壁を打ち破っていきたい」と語る。甲子園は視界に入っている。選手たちは、頂点へ向かい一歩一歩進んでいく。

【前橋】エース & Pick up

エース/宮下大澄(2年) 173センチ86キロの体躯を活かしたパワーと投球術を兼ね備える主戦。ストレートは球速以上の重み Pick up 櫻井龍(2年=捕手) 前チームからマスクをかぶる「扇の要」。打撃では3番として広角に鋭い打球を放っていく   林昇史(2年=内野手) 小柄ながらパンチ力を秘めるクラッチヒッター。4番としてのタスクを果たす

【第54回明治神宮大会 大学の部レポート】 外丸 東眞(慶応義塾大2年=投手)

第54回明治神宮大会 大学の部レポート 慶応義塾大 外丸 東眞(2年=投手) 「明治神宮優勝の経験を糧にさらに成長していきたい」 前橋育英から慶大へ進学した上州のエース 明治神宮大会で優勝し「胴上げ投手」となる 前橋育英から慶應義塾大へ進学した最速149キロの実戦派右腕・外丸東眞(大学2年)が明治神宮大会で優勝投手となった。大学野球で進化を遂げた“上州のエース”は高校時代に成し得なかった全国制覇を成し遂げた。 2021年前橋育英の絶対エース 外丸は、前橋育英3年時の2021年夏にエースとして群馬大会で獅子奮迅のピッチングをみせた。140キロ超のストレートとキレのあるスライダーをコーナーいっぱいに投げ分けて群馬の強豪を翻弄。3回戦の桐生第一戦では9回7安打2失点の好投で5対2で勝利。決勝・健大高崎戦では、針の穴を通すような制球力を発揮して強力打線を4安打1失点に抑えて夏5連覇に貢献した。甲子園では初戦で京都国際と対戦して4安打1失点の好投をみせたが0対1で惜敗した。甲子園では勝利をつかめなかったが、そのピッチングは高く評価された。

髙橋光成投手と地元野球少年・少女の交流会レポート

埼玉西武ライオンズ 髙橋 光成投手 地元沼田市で交流会 2024シーズンはプロ10年目のターニングポイント 目指せ160キロ、地元の子どもたちに夢を伝える 埼玉西武ライオンズ髙橋光成投手が地元の子どもたちとふれあう「髙橋光成投手と地元野球少年・少女の交流会」が12月2日に群馬県沼田市の利根沼田文化会館で行われた。会場には約900人の子どもたちが集まり、髙橋選手の話に耳を傾けた。 プロ9年で計65勝、日本を代表するエース 髙橋投手は沼田市利根町出身。野山で野生動物を追って遊んでいたことで足腰が鍛えられたようだ。中学時代は軟式野球でプレー。県内のいくつかの強豪高校から誘いがあった中で、前橋育英でのプレーを選択。1年生秋から主戦としてマウンドに立つと威力あるストレートで存在感を示した。2年生時の2013年にエースとしてマウンドに立ち、学校初の夏甲子園出場で全国制覇の快挙を成し遂げた。髙橋投手は甲子園で最速148キロのストレートと落差の大きいフォークを武器に圧巻のピッチング。高校3年時には甲子園出場は果たせなかったものの同秋に西武ライオンズからドラフト1位指名されて入団。1年目から5勝を挙げると、着々と進化を遂げて2021〜2023年は3年連続で2ケタ勝利。9年で計65勝を挙げて西武、そしてパ・リーグを代表する投手へと成長した。 2023シーズンは10勝8敗で、オフにはメジャー行きの希望を球団へ伝えた。来年以降、メジャー進出の可能性がある。髙橋投手は「目標は優勝なのだが、『勝ち』というのは一人では達成し得ない。自分ができることは全力で一球一球気持ちを込めて投げることだけ。0点で抑えてマウンドを降りることだけを考えている。今秋は家で日本シリーズ(阪神対オリックス)をテレビで観ていたが来年は自分があの舞台にいたい」とリーグ優勝、そして日本一を誓った。 来年8月には敷島球場で西武戦開催

【指揮官インタビュー】文星芸大附〈栃木〉高根澤 力監督

【指揮官インタビュー】 2023年夏に16年ぶりの甲子園出場 文星芸大附〈栃木〉高根澤 力監督 「一つの山を登れば、また次の山が見えてくる」 2023年夏に16年ぶりの甲子園出場を成し遂げた文星芸大附。栃木大会決勝で作新学院に6対5でサヨナラ勝ちして頂点に立った。2018年から指揮を執り5度目の夏(2020年はコロナ禍の交流戦)で甲子園切符をつかんだOB指揮官・高根澤力監督に聞く。   春大会は「褒める」ことに徹した   ―甲子園出場から約3カ月、あの時間を振り返ると?

【桐生第一】Pick up

Pick up 磯田大地(2年=捕手) 強肩強打の大型捕手。打撃ではクリーンアップを任されて長打で得点に絡む   三河和希(2年=三塁手) 攻守のアグレッシブなプレーに加えて声でもチームを引っ張っていくキーマン   勅使河原輝(2年=二塁手) 堅実な守備でチームを安定させる二塁手。7番に入り状況に応じたプレーをみせる

【藤岡北】 「シンプル野球」

元巨人・神田直輝監督率いるダークホース 「投げる」「打つ」の基本を徹底して強豪撃破へ プロ野球巨人でプレーした指揮官が率いる藤岡北。野球の原点を大切にしながら勝利を追求していく。 ■2022年春に農大二を撃破 2012年夏から2021年秋まで9年間公式戦勝利なしの26連敗。その間には部員が減り、連合チームで出場したときもあったという。そんなチームが2022年春にジャイアントキリングを成し遂げた。1回戦で甲子園出場実績を持つ伝統校・農大二と対戦。3回までのスコアは1対5。それでも選手たちは、我慢の戦いを演じた。6回時点で1対7とコールド敗退の可能性もあったが、8回に打線が爆発。打者一巡の猛攻で一挙7点を奪って8対7と逆転に成功すると、そのまま逃げ切った。伝統私学を破っての公式戦27試合ぶりの勝利は県内に大きなインパクトを与えた。チーム一丸でつかんだ勝利。藤岡北は新たな一歩を踏み出した。 ■プロの世界で学んだことを還元 選手たちに野球の魅力を伝えているのは、プロ野球巨人でプレーし現役引退後に教員となった神田直輝監督だ。前橋東から群馬大へ進学し準硬式で名を馳せた。大学4年時のドラフト会議で巨人から育成5位指名を受けてプロ入り。ドラフト同期は長野久義らだった。猛者が集うプロでの生活は怪我の影響もあり2年で終わったが、2軍帯同を果たすなど足跡は残した。「当時のエース内海哲也投手ら力のある選手は、グラウンド外でも自立していた。プロの世界で学んだことを還元したいと思った」(神田監督)。教員の道を選ぶと嬬恋、桐生工、沼田を経て2019年に藤岡北監督に就任。当初の部員は9人で同年秋には連合チームでの出場となったが、翌春には単独チームに復帰。チーム基盤を作り上げてきた。 ■「投げる」「打つ」がすべて 指揮官が求めるのは「シンプルな野球」という。多くの戦略が存在するが、突き詰めれば「投げる」「打つ」がすべて。神田監督は「プロの世界で感じたことは、野球が極めてシンプルだったこと。野球の勝負はピッチャーとバッターの1対1。高校生たちには、原点の大切さを伝えていきたい」と指導に励む。2023年秋時点の部員数は2年生8人、1年生6人の計14選手。高校から野球を始めた選手もいるなど、レベルは様々。今季のチームは田村清護主将(2年=内野手)を軸に、情熱を持って練習に打ち込む。2023年春は前橋商相手に終盤で接戦に持ち込んだ。また同年秋季大会1回戦では太田工に勝利し、手応えをつかんだ。田村主将は「神田先生からは野球の基本と面白さを教えてもらっています。藤岡北らしい野球をみせて夏に勝利をつかみたい」と話す。藤岡北は2012年以来の夏勝利を目指して邁進していく。

【清水西】 「全力プレー」

地元出身の11人が公式戦勝利を目指し団結 練習メニュー考案から始める自分たちの野球 地域の伝統校・清水西。野球にまっすぐ向き合う11人の選手たちが、勝利を目指して地道に取り組んでいる。(取材・栗山司) ■ボトムアップへ転換 選手11人が全て清水区の中学出身。地元選手で構成されたチームは2020年秋以来となる公式戦での勝ち星を目指し、新たな取り組みで日々レベルアップをはかっている。  就任3年目を迎える古谷誠浩監督が明かす。「この秋から練習メニューを選手に委ねてみようと。指示を待っているだけでは野球面でも、野球以外の面でも成長しない。選手全員が同じ方向を向くためにも、やってみる価値があると思った」  トップダウンからボトムアップへの転換。手探り状態からのスタートも、少しずつ各々で意見を出しあえる組織に変化していった。長澤快主将(2年=投手)に話を聞いた。「自分たちで考えるのは大変で、最初は難しかったです。でも、考えることでだんだんと今のチームの課題が分かるようになってきました。試合の中での自主的なプレーにもつながってきています」  選手間ミーティングで練習内容を決め、昼休みに長澤主将らが古谷監督に提案。アドバイスをもらいながら実行に移していく。 ■バントが得意なチーム チームの中心は長澤主将と西谷虎太郎(2年=外野手)。2人は中学の部活動引退後に参加した地元のクラブチームで一緒になり、「西高に行こう」と意気投合したという。「人数が少ないし、グラウンドも他の高校に比べて狭いのはわかっていましたが、みんなでやろうって決めました」(長澤主将)。

文星芸大附・高根澤力監督 「チームのポテンシャルを形にしていく」

文星芸大附・高根澤力監督 チームのポテンシャルを形にしていく 「新チームは、甲子園帰りで時間のない中で秋大会を戦い、県3位で関東大会へ進出しました。関東大会で勝つことはできませんでしたが、チームのポテンシャルを感じました。冬にしっかりとトレーニングを積んで、春、夏に戦えるチームへ仕上げていきたいと思います」   監督プロフィール 1973年栃木県生まれ。宇都宮学園–日大–三菱ふそう川崎。2006年に現役引退し、文星芸大附職員に。2016年から文星芸大附コーチ。2018年秋に監督就任。2023年夏に甲子園出場。

御殿場南・諏訪部尚紀監督「野球部で学校を盛り上げたい」

御殿場南・諏訪部尚紀監督 野球部で学校を盛り上げたい 「練習時間が短いからこそ、思考力や工夫がカギだと考えている。学校を野球の力で盛り上げていきたい。そのために、来年の夏も面白い勝負ができるようにレベルアップを目指していく」   監督プロフィール 1988年静岡県出身。三島南-静岡大。現役時代は捕手。高校2年秋に県ベスト8。大学2年時にベストナインを獲得。卒業後、三島南、伊東、小山でコーチ。2018年より御殿場南監督。

【荏田】主砲 & エース & Pck up

主砲 三浦大和(2年=捕手) 高校通算9本塁打を放つ強打者で1番打者としてチームのスイッチを入れていく   エース 花田隼人(1年) 120キロ台のストレートとカーブ・スライダーを駆使するサウスポー。緩急と制球力を活かしてゲームを作る Pick up 磯野友汰(2年=右翼手)

【川崎工科】主将のチーム分析

長島大樹 主将(2年=中堅手) 過去を超えていく 「川崎工科は、選手全員が明るく前向きに練習に取り組めるチームです。チームの武器である打力を活かして、打ち勝つ野球をみせていきたい。先輩たちが残してくれた過去の成績を超えられるように頑張っていきます」

鎌倉学園・竹内智一監督 「選手たちの頑張りに感謝」

鎌倉学園・竹内智一監督 選手たちの頑張りに感謝 「今春は県大会へ進むことができず、選手たちに悔しい思いをさせてしまいました。そんな中で今夏は選手たちが意地をみせてくれました。そして今秋の新チームはメンバーが入れ替わった状況でベスト4という結果を残してくれました。選手たちの頑張りに感謝しながら指導をしていきたいと思います」 監督プロフィール 1981年神奈川県生まれ。鎌倉学園-早稲田大。卒業後に一般企業勤務後、教員へ。2007年から母校鎌倉学園中等部の野球部監督などを務め、2013年秋に高等部の監督に就任。2020年秋県準優勝で関東大会出場、2023年秋ベスト4進出。

藤岡北・神田直輝監督「プロの経験を還元したい」

藤岡北・神田直輝監督 プロの経験を還元したい 「プロの世界での経験を選手たちに還元していきたいと思っていますが、その一方で指導の難しさも感じています。監督としては藤岡北(2019年〜)が初めてなので、1から勉強をして選手と共に学んできました。目指すのは『シンプルな野球』。投打の原点を追求して、野球の魅力を伝えていきたいと思います」   監督プロフィール 1988年群馬県生まれ。前橋東―群馬大(準硬式)。2009年秋に巨人のプロテストに参加し合格。同年ドラフトで巨人から育成5位指名。プロに2年間在籍したのちに教員へ。嬬恋、桐生工、沼田を経て2019年から藤岡北の監督を務める。

【桐生第一】主将のチーム分析

佐々木陵惺 主将(2年=右翼手・秋主将) 1日1日にこだわって努力する 「今年のチームは、投打のポテンシャルはありますがまだ力を発揮できていません。メンタルも強くして、春・夏に戦えるようにしていきたい。秋大会での健大高崎戦で負けた悔しさを忘れずに1日1日にこだわって努力を重ねていきたいと思います。桐生第一のプライドを懸けて戦っていきたいと思います」

【御殿場南】Pick up & マネージャー

Pick up 1年生バッテリーが成長中! 小林泰之(1年)& 山根寛史(1年) 右腕・小林の持ち味はストレート。130キロ近い球速があるが、現状に満足することなく「3年の夏には140キロの中盤を投げたい」と練習を積む。受ける捕手の山根は体全体を使って捕球する。4番を務める打撃も秀逸で、本塁打を放つパンチ力が光る。   マネージャー 勝又玲杏(1年) 吉浜伽恋(2年) 前田愛鈴(2年)

【川崎工科】「伝統復活」

川崎工の魂を引き継ぐ県立伝統校 卒業生には阪神のエース青柳晃洋 学校再編前の川崎工業時代に夏ベスト4へ進出、その伝統を引き継ぐ川崎工科。復活に向けて力を蓄えるチームは打撃を武器に神奈川のトーナメントへ挑んでいく。 ■野球を愛する気持ちは同じ 伝統校・川崎工の学校再編によって開校となった川崎工科。川崎工時代に春・夏のベスト4へ進出するなど力を誇示した。川崎工時代の2003年には内竜也がロッテからドラフト1位指名されて入団。川崎工科となったあとには青柳晃洋が帝京大卒業後に阪神ドラフト5位でプロ入り。青柳は2021、2022年に2年連続最多勝を獲得。東京オリンピックでは侍ジャパンの一員として金メダルを獲得した。伝統を引き継ぐ選手たちは学校内に広がるグラウンドで努力を続けている。時代は変わったが野球を愛する気持ちは同じ。1・2年生合わせて21人の選手たちは、明るく、元気に白球を追う。 ■神奈川強豪野球部出身の指導者 選手たちの情熱に火をつけているのは、神奈川強豪野球部出身の指導者たちだ。2023年春から指揮を執る久保埜輝監督は平塚学園出身、伊藤大悟部長は日大藤沢出身で監督・部長ともに神奈川高校野球から多くを学んできた。若き指導者たちは選手とともにグラウンドに立ち、生徒たちをサポート。選手たちの長所を伸ばしながらチームを作り上げている。久保埜監督は「選手たちは真面目に一生懸命練習をしている。うまくなりたいという気持ちが伝わってくるので勝たせてあげたいと思う」と話す。打撃に重点を置きながらフィジカルトレーニングなどにも力を入れる。入学時に力のなかった選手たちはぐんぐんと力をつけて、今ではホームランも飛び出すようになった。チームには確かな手応えが生まれている。 ■秋は横浜商を相手に惜敗 チームは力をつけている。今秋の県大会は初戦となった2回戦で厚木に10対4で勝利。続く3回戦では横浜商を相手に左腕エース池田蒼良(2年)が好投し接戦に持ち込んだが0対3での惜敗となった。横浜商の投手陣から得点を奪えなかったことが課題として残った。2024年のチームは、長島大樹主将(2年=外野手)が精神的支柱となり、打撃陣は大塚晃瑛(2年=内野手)、本宮裕太(2年=外野手)、大津飛空(1年=捕手)が軸。投手陣はエース池田に加えて、実戦派右腕・清野琉雅(2年)が力を伸ばす。県立屈指の好打者・大塚は「チャンスで長打を放って勝利に貢献したい」と力を込める。長島主将は「先輩たちが残してくれた過去の結果を超えられるようなチームになっていきたい」と、記録のアップデートを誓う。川崎工科の俊英たちは夏ベスト16以上を目指して壁を突き破っていく。

上溝南・中村浩司監督 「伝統を継承しながら新たな挑戦へ」

上溝南・中村浩司監督 伝統を継承しながら新たな挑戦へ 「上溝南には、生徒たち自らが主体的に行動して練習をしていくという伝統があります。この秋に浅井前監督からタスキを受けましたが、伝統を継承しながらベスト16以上に勝ち上がるための新たなチャレンジをしていきたいと考えています」 監督プロフィール 1991年神奈川県出身。多摩大聖丘―明大。麻溝台、相模原弥栄を経て2021年度に上溝南着任。前任の浅井彬宏前監督(写真右)からバトンを受けて2023年秋から監督。

【鎌倉学園】エース & Pick up

エース 面本和輝主将(2年=投手) 中学時代は湘南ボーイズでプレー。中学校の指導者に、竹内智一監督を推薦されて鎌倉学園へ入学。1年秋から三塁手でレギュラー出場すると2年春に投手に転向して、今夏の神奈川大会では横浜商大高戦で先発し勝利に貢献。新チームでは主将に立候補してチームをベスト4へ導いた。「冬にしっかりと力をつけて春、夏に神奈川の頂天を狙っていきたい」。エース兼主将が鎌倉学園を牽引していく。     Pick up/横田恭平(1年=一塁手)

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