【太田vs前橋育英】第103回全国高校野球選手権群馬大会準決勝  #太田 #前橋育英

第103回 全国高校野球選手権  群馬大会 準決勝
太田VS前橋育英

前橋育英

春季大会敗戦の雪辱

太田

進学校の素晴らしき挑戦

 

春季大会で太田に敗れた前橋育英が、夏大会で雪辱を果たした。太田は、春・夏ともに4強入りし、公立進学校の可能性を示した。

 

■太田、公立校のプライド誇示

2度続けては負けられない。前橋育英は春季大会3回戦で太田に3対10の7回コールド負け。太田は春ベスト4でシード権を獲得、前橋育英はノーシードで夏大会へ臨むことになった。春季大会3回戦に続く再戦は、決勝進出を懸けた戦いとなった。前橋育英は初回に岡田啓吾のタイムリーで先制、2回表に太田に1点を奪われたが、その裏には外丸東眞のタイムリー三塁打などで2点を追加し、ゲームの主導権をたぐり寄せた。前橋育英は先発のエース外丸から左腕・菊池樂への継投で太田打線を1点に抑え4対1で逃げ切った。

敗れた太田は、伝統進学校として堂々たる戦い。準々決勝・樹徳戦では延長激闘を制して準決勝へ。前橋育英に対して一歩も引かない戦いをみせた。澤田大和主将は「どんなときも支え合って全員で戦える、本当に良いチームだった」と振り返った。進学校の素晴らしき挑戦は、次世代の後輩たちへ引き継がれていく。

 

(2021年9月号掲載)

 

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