加納慶人(3年=内野手)
貴重な代打として期待される筋肉隆々のパワーヒッターだ。学年で唯一、中学時代は軟式野球部に所属していた。硬式出身選手とのレベルの差に、入学当初は戸惑ったこともあったが、努力の末に、この夏は背番号13を掴んだ。「まず体作りをして、体の使い方を覚えて、スイングスピードを上げていきました」。昨年の選抜大会では、ボールボーイとして甲子園の土を踏んだ。「甲子園の景色はすごかったです。今度は自分があそこでプレーしたいです」。聖地での大アーチを夢見て、誰よりも多くバットを振り続ける。