
令和7年度(2025) 秋季東京都高等学校野球大会 ピックアップチーム
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桜美林
「ベスト4」
春夏計10回の甲子園出場の伝統校
一戦必勝で接戦を勝ち抜き秋ベスト4
桜美林が秋季都大会で快進撃をみせてベスト4進出を果たした。春夏計10回の甲子園出場、1976年甲子園初出場初優勝の歴史を持つ名門が再び力を蓄え始めた。過去6度の選抜出場実績を誇る桜美林は、2001年春の選抜以降、甲子園には出場できていない。今秋は2000年秋を彷彿させる進撃で準決勝へ進出し、神宮球場の舞台に立った。
■エースの進化がチームを変えた
身長193センチの大型右腕エース古川大耀の進化が躍進の原動力となった。高さを生かした右オーバーのフォームから、最速135キロのストレートを投げ込む大器。夏休み中は津野裕幸監督からエースとしての自覚を求められた。グラウンド上だけではなく日常生活から見直した古川は、今秋都大会で一戦ごとに成長し、チームを支えた。初戦から簡単な試合はなかった。1回戦では佼成学園相手に古川が2失点完投で4対2の勝利。続く2回戦は修徳相手に古川が1失点完投で2対1と粘勝した。3回戦では強打の八王子実践相手に打線が初回に4点を奪うと、古川から中村碧への継投で6対1と競り勝った。
■全員で勝ち取った秋4勝はチームの自信
準々決勝・日野戦でも初回に4点を奪う先制攻撃をみせると、エース古川が被安打4奪三振9失点1の圧巻のピッチングで完投勝利。ベスト4進出を決めた。古川は「桜美林の指導環境が自分を成長させてくれた」と話す。準決勝では関東一に屈したが、選手たちは大舞台で堂々とプレーした。今季のチームは、攻守の要・鴨志田塁主将、エース古川、打撃の軸・中村碧、守備の達人・蒔田涼晟らタイプの違う選手が揃い、それぞれが役割を果たす。「経験の乏しいチームだったが、粘り強く戦うことで一戦ごとに成長してくれた」(津野監督)。難敵からの4つの勝利はチームの自信となる。2026年夏へ向かうチームは、大きなポテンシャルを秘めながら越冬していく。
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