【チームレポート】成立学園 2025年秋季都大会で16年ぶりベスト8進出 
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成立学園

元プロ野球指揮官就任でチーム躍動
昨秋は16年ぶりにベスト8へ進出

元プロ野球指揮官就任でチーム躍動
昨秋は16年ぶりにベスト8へ進出

 2012年夏に甲子園初出場の実績を持つ成立学園。2025年2月から元プロ野球指揮官が就任し、チーム再建を進めている。土台が固まりつつあるチームは、昨秋にベスト8進出を果たすなど、早くも成果が生まれている。

■選手と監督の絆による「化学反応」


 選手のポテンシャルと指揮官の指導が融合し「化学反応」が起きている。成立学園は昨年2月に元西武ライオンズの安藤信二監督が就任した。

西武には内野手として8年間在籍し、森祇晶監督のもと1994年までのリーグ5連覇など西武黄金時代を経験。現役引退後には環太平洋大(岡山県)で監督を務め、2023、2024年は社会人・JPアセット証券で指揮を任された。

2024年の休部に伴い、成立学園から声が掛かった。選手は揃っていたが、チームとしての方向性が定まっていない印象を受けた。

安藤監督は「野球が楽しいものだということを伝えていった」と振り返る。指揮官は選手の持つ力を引き出し、チーム基盤を作っていった。


■野球の魅力を伝えることで選手成長


 結果はすぐに表れた。安藤監督の初陣となった昨春都大会では、2回戦で佼成学園に1対0で勝利し3回戦へ進出した。

3回戦で帝京に1対13で屈したが、昨夏の東東京大会4回戦で帝京と再戦し1対1で延長タイブレークに持ち込んだ。

1対3での惜敗となったもののチームの進化を示した。新チームとなった昨秋都大会では、1回戦で共栄学園に2対1で勝利すると、2回戦では創価に4対3で競り勝った。さらに3回戦では日体大荏原に5対2で勝ち切り、16年ぶりのベスト8進出を決めた。

山下隼主将(2年=一塁手)は「守備を軸にチームとして一戦一戦で成長することができた」と手応えを感じている。山下主将の帽子の裏には「全力か?」という文字が書かれているが、日々の練習から全力を追求していく。



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