2025年秋【チーム紹介】相模原弥栄 確かな実績を残す神奈川屈指の県立実力校。大きなポテンシャルを秘めたチーム 
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相模原弥栄
「志進考動」

確かな実績を残す神奈川屈指の県立実力校
「良い試合」から「勝つ試合」を目指す

 2021、2022年夏の神奈川大会で2年連続ベスト16へ進出するなど、確かな実績を残す県立実力校・相模原弥栄。力を蓄えるチームは、さらなる高みを目指して突き進む。

■レジェンド指揮官率いる県立強豪


 最近の戦果は公立トップクラスだ。弥栄時代の2019年春ベスト8をはじめ、2021年春から2022年夏まで5大会連続でベスト16進出を成し遂げている。

2023年夏の4回戦進出以降は4回戦以上に進めてはいないが、私学強豪相手に接戦を演じるなど力は維持している。チームを率いるのは、指導歴40年以上のキャリアを持つ鶴岡英一監督だ。

レジェンド指揮官は、選手の特徴を生かした戦いを実戦し、格上相手に真っ向勝負を挑んできた。グラウンドに掲げられているスローガンは「志進考動」。「志を成就するために、考えて行動していく」という意味を持つ。鶴岡監督は「選手のポテンシャルを引き出していくことが必要だ」と説く。


■今秋は日大藤沢と対戦し善戦


 新チームは丸田右恭主将(2年=内野手)、エース青木凛太朗を軸に始動。シードクラスを倒してベスト8以上へ勝ち上がることを目標に練習を重ねている。打撃陣は3番・水瀨航平(2年=外野手)、4番・丸田主将、5番・小坂奏太(2年=捕手)のクリーンアップが鋭い打球を放ち得点に絡む。

秋予選は2勝1敗。2戦2勝で迎えた3戦目に向上と対戦。夏ベスト4の難敵相手に6点を奪うなど、善戦したが6対9で惜しくも屈した。県大会では1回戦で山手学院に勝利し、2回戦で日大藤沢と対峙。エース青木が連投となった中で好投したが、2対4で一歩及ばなかった。

丸田主将は「『良い試合』ではなく『勝つ試合』が目標。秋の手応えを力に変えて春夏に勝ち上がっていきたい」と力を込める。相模原弥栄は高い志を胸に、自ら考えて切磋琢磨していく。

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