16強の壁を打ち破れ スローガンは「一戦必勝」 1994年に選抜甲子園出場の実績を持つ拓大一。近年は2013、2018年夏にベスト16へ進出するなど復活の狼煙を上げている。16強の壁を打ち破った先に次なる景色が見えてくる。 (2021年2月号掲載) ■個性を生かしたスタイル ブレイク間近なチームだ。2015年に青年...
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コロナ禍の“県相野球” 考え、鍛え、戦い抜き、太い束になる 偏差値68の公立進学校でありながら最激戦区・神奈川で存在感を示す県立相模原。“打撃の伝道師”佐相眞澄監督が率いる新旧チームの動向に迫る。(取材・三和直樹) ■即答した3年生たち 小気味良い掛け声と打球音。冬を迎えた県相グラウンドは、いつもの光景を取り戻し...
Pick up/藤木拓也 副将 ▲藤木拓也 副将(2年=右翼手)岸主将が絶対的信頼を置く副主将。攻守にわたり、プレーでチームをけん引する。 投手陣/大須賀結輝・堀越健太・水﨑誠 ▲左から 大須賀結輝(2年=投手)秋季大会初戦では安定した投球で完投勝利。コントロールに自信を持つ。 堀越健太(2年=投手)長身から繰り出すス...
十鳥真乙 主将(2年=左翼手)のチーム分析 破壊力で勝負する 「取られても取り返す打撃力が今年のチームの武器です。守備に不安は残りますが、クリーンアップのホームランで流れを変えることができます。どんな相手でも気持ちで負けず、チームワークの良さを生かして全国制覇を目指したいと思います」 ...
白井助主将(2年=投手)のチーム分析 スローガンは「束になる」 「チームスローガンは『束になる』です。そのためには一人一人が役割を果たすことが必要。このチームは、昨年、一昨年のチームと比べたらまだまだ力が足りない。試合の流れを掴めば乗っていけるけど、まだ流れを掴むまで時間がかかってしまっている。それぞれが自分で考え...
2019年ドラフト1位指名の遊撃手 プロ2年目へ挑むDeNAの次世代スター 桐蔭学園時代は走攻守3拍子揃った遊撃手として活躍し、2019年春の選抜出場を果たした。2019年秋のドラフト会議でDeNA横浜ベイスターズから1位指名を受けてプロの世界へ進んだ。 ルーキーイヤーの2020年はシーズン終盤に1軍へ昇格し、初安打を...
佐野日大・麦倉洋一監督 勝負所のゲームで勝つ 「2017年に監督に就任して4年が過ぎましたが、思い描いた結果が残せていないのが現状です。一番悔しかったのは、2018年秋の関東大会。選抜まであと1勝に迫りながら力が出せずに甲子園に届きませんでした。勝負所のゲームで勝ち切る強さを身につけなければいけないと感じました。チー...
Pick upプレーヤー/強肩強打の「立花キャノン」 岩田優真副将(2年=捕手) 遠投110メートル、最速140キロ、二塁送球最速1.9秒の強肩捕手だ。2017年夏ベスト8、2018年夏南神奈川ベスト8を観て立花学園へ。専用グラウンドのある恵まれた環境で力を伸ばすと神奈川屈指のキャッチャーへ成長した。ラプソード(投球回...
秋の敗戦を力に変換する選手たち 競争激化、ゼロベースで挑む春・夏 名門・静岡は昨年秋季大会の優勝候補に挙げられながら準々決勝で敗れた。再起を誓うチームは、秋の悔しさを糧に春・夏を待つ。 (取材・栗山司)(2021年2月掲載) ■秋敗退からの復活 春夏通算42度の甲子園出場を誇る名門・静岡。昨秋は190センチの長身...
有馬信夫監督体制4年目いざ勝負 都立が勝つための方法伝授 2006年に東東京大会ベスト4入りを果たすなど力を誇示してきた都立の雄・足立新田。2021年度は有馬信夫監督体制4年目、チームは再び目覚めようとしている。 (2021年2月号掲載) ■復活をかけた2021年 足立新田を率いるのは、1999年に城東を指揮して甲...
初練習で「書き初め」&「決意表明」 足利工は1月3日の初練習で、各選手が今年の目標を書いた「書き初め」を持参し「決意表明」を行った。 書道3段の宮田綾柾(2年)は、中学時代のチームスローガンである「何苦礎魂(なに・く・そ・だましい」としたためた。宮田は「苦しい時間が自分の礎をつくる。強い気持ちで野球に向き合いたい」と2...
エース/橘海斗(2年=投手) 制球力とボールのキレで勝負するエース。最速135キロの直球とカーブ、スライダー、チェジアップなどの変化球を駆使した投球でゲームをまとめる。目標の投手は、山岡泰輔(オリックス) 翔陵打撃のキーマンたち ▲今井諒真(2年=捕手)4番キャッチャーの大黒柱。勝負強い主砲 ▲鈴木大士郎(2年=二塁手...