春ベスト4は夏へのプロローグ 春季県大会26年ぶりベスト4 伝統進学校が春季大会で躍進をみせた。3回戦で前橋育英を破ると、勢いに乗ってベスト4へ進出。士気高まるチームは、夏へ向けて「本気のチャレンジ」を続けている。 ■春季最大の「番狂わせ」 春季大会は、周囲を驚かせる「番狂わせ」を起こしてみせた。1回戦で常磐、2回戦で...
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- 学校紹介 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 39
学校紹介の記事一覧
監督と共に戦う「最後の夏」 エース石川、生沼主将を軸に投打充実 2019年春の県準優勝となった公立実力校・栃木工。要所で作新学院を倒すなど強豪キラーでもある。投打の戦力が整う今年度のチームは、特別な思いで「最後の夏」へ向かう。 ■あと一歩を追求するチーム 勝たなければいけない理由がある。長きにわたりチームを指揮した日向...
新監督と共に夏の頂点へ 甲子園42回出場の伝統校 甲子園春夏通算42回出場の伝統校・静岡は、今年4月にOB池田新之介監督が就任し新たなスタートを切った。今夏は2年ぶりの甲子園を目指していく。(取材・栗山司) ■OB監督が就任! 5月9日、第63回目を迎える静岡と静岡商による伝統の定期戦が行われた。 静岡はプロ注目のエ...
束になって戦うチームに 勝ちへのこだわり取り戻せ 中止となった昨夏の甲子園大会を挟み、夏の甲子園10大会連続出場のかかる作新学院。先輩が綴ってきた記録を途切らせてしまうことのないように、と選手たちは夏の舞台に向けて必死に練習を重ねている。(取材・永島一顕) ■甲子園に行くことが先輩への恩返し 昨年の夏、グラウンドには甲...
勝者のマインド・勝者の選択・勝者の矜持 栄光の軌跡、もう一度甲子園へ 1984年の選抜で初出場初優勝の快挙を成し遂げた岩倉。1997年夏以来、甲子園から遠ざかるチームは「勝利文化の構築」をスローガンに掲げて、復活を懸ける。 ■勝利へこだわる姿勢が大切 岩倉は2019年夏の東東京大会でベスト16へ進出したが、それ以降の大...
夏3度の甲子園出場を誇る名門 夏シード獲得で4度の聖地に照準 春季都大会でシード権を獲得した日大鶴ヶ丘。過去3度の甲子園出場はすべて夏。夏の西東京大会で強さを発揮する「夏のニッツル」が西東京大会へ向けてギアを上げている。 ■可能性秘めた「最強世代」 1990、2008、2014年夏に甲子園出場を果たしている日大鶴ヶ丘。...
反省と我慢の日々を乗り越え 新しい歴史を創る 近年、上位に顔を出し、強豪校相手に善戦を繰り広げている明星。評判高い“個の力”を集結させ、同校史上初のベスト4入りを目指す。(取材・三和直樹) (2021年7月号掲載) ■期待に応えられず、反省の秋 いよいよ“俺たちの代”が来た。1年の夏からレギュラーを務める大橋義輝(3年...
“ノムラの教え”を継承 耐え忍び、 思いをたぎらせ、夏へ向かう 近年、着実に力を付けている昭和第一学園。故・野村克也氏の教え子である田中善則監督が高校野球の舞台で作り上げるチームの“今”に迫った。(取材・三和直樹) ■惜敗の秋、チームの成長 昨秋、ブロック予選1回戦で杉並工に7対0の好発進も代表決定戦で、本戦ベスト8ま...
2019年夏の西東京ベスト8進出 昨秋、今春都大会出場で得た経験値 2019年夏の西東京大会でベスト8へ進出した豊多摩。2年前の歓喜を知る3年生は“あの場所”を目指して、野球を楽しむ。コロナ禍だからこそ今できることにトライしていく。 ■学校全体の活力がチームの力に 学校は、コロナ禍でも活気にあふれていた。野球部のみな...
甲子園へ本気のチャレンジ 昨夏に新グラウンド完成し練習充実 板橋は、2017年から2020年まで夏の東東京大会で4年連続ベスト32へ進出するなど、確かな実績を残す。2018年に新校舎が完成し昨夏には新グラウンドも整備された。チームは新たな環境でさらなる飛躍を目指す。 ■新校舎、新グラウンド完成 板橋は、飛躍の瞬間を迎え...
季都大会ベスト16 コロナ制限下で目指す甲子園 日野が春季都大会でベスト16となった。緊急事態宣言の影響で練習が大幅に制限された中でも選手たちはあきらめない。都立の星は、コロナ禍でも甲子園を目指す。 ■都立の意地をみせる 今冬の緊急事態宣言中、都立では練習ができなかった。日野の練習が再開したのは春季大会2週間前の3月...
セルフジャッジベースボール ボトムアップ方式で自主性重視 江戸川は、コロナ禍に屈しない。自主性を重んじるチームはセルフジャッジベースボール(SJB)で高校野球界にセンセーションを起こす。 ■サインは自分たちで決める 江戸川の主役は、選手たちだ。野球を真剣に楽しむチームは、自分たちでサインを出してプレーする「セルフジャッ...