柄目直人監督にはこだわりがあった。その志ゆえ、同じ道から甲子園を狙わない。甲子園へ行くためにはどの道を進むべきか、自らと向き合いながら、成長し続けた。昨秋、指揮官に変化があった。それまでは打倒作新へベクトルが向いていたが、その矢印を内に向けるようになっていた。重圧、激励…すべてを受け止めて、自らの力に変えていた。柄目監...
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- 群馬/栃木版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 61
群馬/栃木版の記事一覧
日向野久男監督が、選手強化のために記したチーム指針。指揮官が近年考えていたことを言葉にまとめた。そのテーマは「脱ロボット」。指揮官は「工業の生徒たちが理解しやすいようにしました」と話す。選手たちは、この指針を毎日、読み解きながらレベルアップを図っていく。2018年2月掲載 ...
青藍泰斗は部員の約半数が、寮生活を送る。部員は午前6時から寮掃除、朝食を終えてから自主練習を行い、午前8時半に登校。授業終了の午後4時から午後8時ごろまで全体練習。その後は各自で自主練習となる。選手とともに寮に住む宇賀神監督は「毎日の積み重ねが、最後の夏の力になる」と、選手の“父親”となっている。2018年2月掲載 ...
中学時代はソフトボール部に所属。中学3年生のときに伊勢崎工の試合を見て、マネージャーになることを決意。入学以来、データ管理、補食準備などチームの貴重な戦力として選手をサポートし続ける。目標は「世界一のマネージャー」。下田さんは「夏大会は一つでも多く勝って、喜びを分かち合いたいと思っています」と、選手に寄り添っている。2...
前橋育英は冬トレの一環として「読書タイム」を導入した。練習後、15分を読書時間に設定、部室でページをめくる。選書は、選手たちに任されていて、選手たちはロッカーに数冊の本を揃えている。チーム一の読書家の一人・今井貴也(2年)は「本を読むことで集中力が養えています」と話す。前橋育英は、読書効果で夏の甲子園を目指す。2018...
2014年2月の記録的な大雪で、手作り室内練習場が倒壊した。その年末に、同窓会やOBの寄附により、新たな室内練習場が完成した。林広大副将は「多くの先輩たちの支援のおかげで僕たちは練習できている。感謝しながら室内練習場を使っています」と話す。2018年1月掲載 ...
前橋南は、高崎高出身のプロトレーナー・新井宏隆氏(アスレ所属)が定期的にフィジカルトレーニングを施す。ダッシュ、ジャンプ、ベースランニングのフィールドテストを実施し、各数値をチェック。選手ごとのトレーニングに落とし込む。チームの数値は、シーズンが進むに連れて進化。選手たちは、夏に照準を合わせて身体強化に励んでいる。20...
佐野東は8人プラス助っ人で戦ったことで多くを学んだ。それは16強という結果以上に、大切なことなのかもしれない。チームは、誰か一人欠けたら戦うことができない。また、一人が複数のポジションをこなさなければスクランブルに対応できない。それが選手たちに自覚を与えた。限られた人数のため、普段の練習では実戦練習ができない。だからこ...
矢板野球部員は、毎月1~2回、相撲部の土俵へ出向き、稽古をつけてもらっている。全国屈指の強豪・相撲部に“弟子入り”し、股割りや四股などを学ぶ。原卓寛監督は「体の使い方を学ぶことで野球に応用できる」と話す。矢板の選手たちは、相撲道をヒントに夏のトーナメントをかけあがる。 2018年4月掲載 ...
選手たちの後方支援に力を合わせるマネージャー4人(清水怜奈さん、町田咲綾さん、潮真優さん、石坂弥愛さん)。グラウンドでは練習の時間計測などを行うほか、おにぎりやチャーハンなど“補食”の準備に心をこめる。唯一の3年生・石坂弥愛さんは「おいしいご飯をつくって選手たちを支えたい。マネージャーになってから夏の大会で校歌を歌えて...
高崎工は、碓氷川河川敷で練習を行っている。グラウンドから約3キロの場所には、縁起ダルマで知られる「少林山達磨寺」がある。選手たちは、少林山までの走り込みのほか、達磨寺で石段トレーニングも実施するという。選手たちはからっ風に負けない走りで、足腰を鍛え、夏大会へ向かう。2018年4月掲載 ...
桐生第一は今年2月に甲子園見学を実施した。冬季強化キャンプの際に甲子園へ足を運び、球場や施設内などを見学した。春夏14度の甲子園を経験する名門だが、2016年春以降は甲子園へ届いていない。聖地を知らない選手たちのシミュレーションとなったという。エース本木康介(2年)は「甲子園のマウンドで投げてみたいと思った」とイメージ...