チームを支える男子マネージャー /笠原悠(2年)
曲田監督が「気がきくし、助かっている」と存在の大きさを認めるのが笠原悠だ。
もともとは選手として入部。しかし、すぐに腰の故障でプレーすることが不可能になった。一時は「野球ができないなら」と退部することも考えたが、曲田監督から「チームのために残ってくれないか」と声をかけてもらい、マネージャーになる決心がついた。
ノックの補助、グラウンドの整備、トレーニングの手伝いなど仕事は多い。試合ではスコアラーとしてベンチで貢献する。「マネージャーをやって良かったです。一番は礼儀が身につきました」。
夏の大会まであと半年。「自分の分まで悔いが残らないように全力でプレーしてほしい」と、必死のサポートを続ける。
(2021年3月号掲載)