名門宿命
春夏通算34回の甲子園出場、選抜5回、夏甲子園2回の計5度の全国制覇を誇る横浜。復活を期す名門は、2020年4月からOBの村田浩明監督が指揮を執る。昨夏は甲子園大会が中止となる中で独自大会となったが初陣でベスト8。新チームとなった昨秋の秋季県大会ではベスト4、今春もベスト4となった。村田監督は敗戦を受け止めながら「横浜は勝たなければいけないチーム。復活を待ってくれている方々のためにも強い横浜を取り戻したい」と誓う。キーワードは「再建」。チームは一丸となって神奈川のトーナメントへ向かう。
どんな状況でも甲子園出場が求められるのが横浜。それが名門の宿命だ。
(2021年8月号掲載)