30年ぶり3回目の夏甲子園
ダークホース樹徳が、波乱の大会制す
第104回全国高校野球選手権大会群馬大会でノーシード樹徳がトーナメントを駆け上がり、30年ぶり3度目の夏甲子園出場を決めた。投打に迫力の戦いをみせた樹徳は、準々決勝で前橋育英、準決勝で桐生第一、決勝で健大高崎の「3強」に競り勝ち、群馬の頂点に立った。樹徳の甲子園出場は、1992年以来。当時の攻守の要が、井達誠監督だった。群馬大会は、5連覇中だった前橋育英が第1シード、健大高崎が第2シード。選手の個性を前面に出したアグレッシブな戦いをみせたダークホース樹徳が、波乱の大会を制した。