関東勢が夏・春甲子園で連続全国制覇
春季関東大会開会式で優勝旗お披露目

春季関東大会開会式 5月18日 上毛新聞敷島球場(前橋市)
 春季関東大会開会式が5月18日に群馬県の上毛新聞敷島球場で開催され、夏・春甲子園の2本の優勝旗がお披露目となった。近年の関東勢の強さを誇示する形となった。

関東勢の強さが際立ってきた。昨夏は、神奈川代表の慶應義塾が甲子園で大進撃をみせると準決勝で土浦日大(茨城)に2対0と勝利し、決勝戦では仙台育英(宮城)を8対2で下して107年ぶりの全国制覇を成し遂げた。小宅雅己、鈴木佳門の2年生(当時)ダブルエースを軸に夏のトーナメントを駆け上がってみせた。今春の選抜では、群馬代表の健大高崎が、箱山遥人主将、サウスポーエース佐藤龍月を軸に接戦を勝ち抜き、準決勝で星稜(石川)、決勝で報徳学園(兵庫)に競り勝ち、初優勝を果たした。春季関東大会では、慶應義塾・加藤右悟主将(3年)が深紅の大優勝旗、健大高崎・箱山主将が紫紺の大優勝旗を持ち込み、スタンドの観客に披露した。深紅と紫紺の大優勝旗が一同に並ぶのは異例。関東勢のレベルの高さを示すと共に夏への盛り上がりを期待させるシーンとなった。

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