2025年夏 東東京大会【戦記】関東一 2年連続10回目の甲子園出場。 春初戦敗退からなぜ這い上がれたのか?
東東京大会優勝 関東一

春初戦敗退でノーシードからの挑戦

どん底から這い上がり東東京2連覇

関東一が東東京大会決勝で岩倉に7対1で勝利して2年連続10回目の甲子園出場を決めた。

春都大会初戦敗退となりノーシードで臨んだ今大会だったが、走攻守に質の高いプレーをみせて東東京の頂点に立った。

■春初戦惜敗を糧にチームが進化

 執念でつかみ取った栄冠だった。

昨夏は甲子園で進撃をみせて初めて決勝戦へ進出。深紅の大優勝旗まで“あと1勝”に迫ったが、決勝戦で京都国際に延長タイブレークで惜敗して、準優勝となった。

越後駿祐主将、坂本慎太郎ら昨夏の主力が残った新チームは全国制覇を目標に始動したものの昨秋都大会では3回戦で帝京に競り負けた。

さらに春都大会では初戦の2回戦で東亜学園に4対5で屈して初戦敗退となった。

「自分たちの弱さを突きつけられた」(越後主将)。」選手たちは夏までの約3カ月、自分自身と向き合い、心技体を高めた。

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