Toshiya_Shimazaki

第107回全国高等学校野球選手権大会東・西東京大会の開会式が7月5日、神宮球場で開催された。今大会は東・西計268校249チームが出場(東126チーム、西123チーム)。開会式は前回大会優勝校の関東一、早稲田実を先頭に、前回大会準優勝の帝京、日大三、春大会優勝・東亜学園、準優勝の東海大菅生の行進が続いた。関東一、早稲田実が優勝旗を返還したあとに東亜学園・山下海龍主将が「自分を、仲間を信じ、堂々とまっすぐに、命を懸けて戦い抜くことを誓います」と高らかに選手宣誓。開会式後には1回戦・二松学舎大附対両国の開幕戦が行われた。決勝戦は東東京が7月28日、西東京が同29日予定。

東西激闘開幕、群雄割拠のトーナメント
東は7月28日、西は同29日決勝予定

熱い夏が今年もやってきた。東・西東京大会の開会式が7月5日に開催され、約4500人の球児が熱気あふれる神宮球場で堂々と行進した。前回大会優勝の関東一・越後駿祐主将と早稲田実・中村心大主将が優勝旗を返還し、戦いの火蓋が切られた。関東一は春大会初戦で東亜学園に敗れて今大会はノーシード参戦となった。東東京大会は関東一のほか二松学舎大附もノーシード。第1シード東亜学園、第2シード帝京、小山台をノーシード2校らが追う展開となる。西東京大会は春準優勝の東海大菅生が第1シード、第2シード八王子、日大三、第3シード早稲田実、国学院久我山らが追随する。早稲田実・中村主将は「2連覇へ向けて先を見ることなく一戦一戦でしっかりと戦っていきたい」と引き締めた。東海大菅生・前田蓮主将は「開会式を終えて戦いが始まることを実感した。夏はどの試合も難しいので、すべての試合で今までやってきたことを発揮していく」と力を込めた。東東京大会決勝は7月28日、西東京大会決勝は同29日(予定)。全国高等学校野球選手権は8月5日に甲子園球場で開幕し同22日が決勝予定。

おすすめの記事