【チームレポート】八王子実践 元大リーグOB監督率いる個性派集団 昨夏の西東京大会で22年ぶり8強進出
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八王子実践
「最強世代」

元大リーグOB監督率いる個性派集団
昨夏の西東京大会で22年ぶり8強進出

 昨夏の西東京大会で、ベスト8進出を果たした八王子実践。昨夏を経験した選手が多く残る今年のチームは「最強世代」だ。元大リーグのOB指揮官・河本ロバート監督が率いるチームは虎視眈々と頂点を狙う。

■個性とパワーが融合したチーム
 上昇気流に乗っているチームだ。個性とパワー、そしてチームワークを武器にするチームは昨夏、3回戦で拓大一、4回戦で明学東村山、5回戦で府中東に勝利して、ベスト8進出を決めた。いずれも実力を秘めたチームだったが、八王子実践の選手たちは真っ向勝負。

投打の二刀流・岡本優誠、井戸川遥紀主将らを軸にしたチームは「スマイル野球」をテーマにして、笑顔全開で勝ち上がった。2003年以来22年ぶり8強。準々決勝では日大三と対戦し1対11で敗れたが、大舞台での経験は次世代のチームに継承された。

日大三は西東京大会を制して甲子園で準優勝となったが、全国レベルの相手との真剣勝負はチームの糧となった。

■投打にスケールアップ


 新チームで迎えた秋都大会1回戦では、都立実力校・高島に8対1で完勝。2回戦では八王子エリアの実力校・八王子と対戦。一進一退の攻防となったゲームは、5対5で延長タイブレークへ突入。延長10回に1点を奪って6対5のサヨナラ勝利を収めた。近藤、櫻、大塚、座間らの活躍が目立った。続く3回戦・桜美林戦は、初回に4失点する苦しい立ち上がり。1回途中からエース塚原がマウンドに上がり、その後は最少失点で抑えたが1対6で戦いを終えた。

 矢澤陵磨主将(2年=内野手)は、「自分たちの甘さが結果につながってしまったが、春・夏につながる大会だった」と話す。野心みなぎるチームは、投打のスケールアップを目指して練習を重ねる。「甲子園レベルの強豪を抑えるピッチングを見せたい」(塚原)。「チームとして戦えれば甲子園は見えてくる」(大塚)。大きな可能性を秘めた最強世代は、全員の力を結集して聖地へのルートを切り拓いていく。

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