
厚木
「情熱」×「仕組み」=勝利
思考力野球で目指すベスト16
文武両道を貫く伝統進学校・厚木。心技体そして思考力を磨き上げて2026年夏へ挑む。
■目標達成のためのアプローチ
県下屈指の伝統進学校・厚木は、2014、2016年夏にベスト16進出を果たすなど、クレバーな戦いをみせてきた。一昨年、昨年夏はともに3回戦で敗れたが、厚木の伝統と誇りを示してきた。
昨夏大会までは熊倉周平前監督が率いたが、異動準備などにより昨秋からは池田遼太郎監督がチームを引き継いでいる。池田監督は「厚木の生徒たちは、自分たちで考えながらプレーできる。
仕組みを整えていけば、選手は彼らの意志で成長していく」と話す。栁川凌久主将(3年=右翼手)は「チーム目標は夏ベスト16。目標達成のためのアプローチをみんなで考えて、組織として戦っていきます」と話す。
■4人のマネージャーが貴重な戦力
チームの貴重な戦力となっているのは、4人のマネージャーだ。唯一の3年生・石崎希実さんを中心としてチームをサポート。今年2月には石崎さんとデータ班・岡本広大(3年=遊撃手・投手)が、高校生野球科学研究発表会に登壇し、データ分析についての研究を発表した。
マネージャーたちは全試合の球種やコースなどを計測をして、春・夏大会勝利のためにデータ化してきた。石崎さんは「データ分析は研究発表のためのではなく、チームの勝利のため。多くのデータを集めて、夏の勝利につなげたいと思います」と話す。
さらに補食のおにぎり作りでもコストカットに取り組む。ふりかけはコストがかかるため、塩昆布やマヨネーズを駆使して、バラエティーに富んだおにぎりを選手に届けている。
テーマは「日本一の文武両道」。栁川主将は「野球と学校生活を高いレベルで両立させ、全員で成長していきたい」と力を込める。夏の戦いで、厚木健児の心意気を見せていく。




