篠塚和典(元巨人) 甲子園での2本のホームランが人生を変えた 首位打者2度獲得の広角打法のスペシャリスト。 左右に打ち分ける芸術的なバッティングで2度の首位打者を獲得した篠塚和典氏(元巨人)。 自在のバットコントロールで安打を量産した打撃の職人はいかに技術を身につけたのか。 レジェンドに広角打法の極意を聞いた。 201...
2018年1月号の記事一覧
2014年2月の記録的な大雪で、手作り室内練習場が倒壊した。その年末に、同窓会やOBの寄附により、新たな室内練習場が完成した。林広大副将は「多くの先輩たちの支援のおかげで僕たちは練習できている。感謝しながら室内練習場を使っています」と話す。2018年1月掲載 ...
前橋南は、高崎高出身のプロトレーナー・新井宏隆氏(アスレ所属)が定期的にフィジカルトレーニングを施す。ダッシュ、ジャンプ、ベースランニングのフィールドテストを実施し、各数値をチェック。選手ごとのトレーニングに落とし込む。チームの数値は、シーズンが進むに連れて進化。選手たちは、夏に照準を合わせて身体強化に励んでいる。20...
佐野東は8人プラス助っ人で戦ったことで多くを学んだ。それは16強という結果以上に、大切なことなのかもしれない。チームは、誰か一人欠けたら戦うことができない。また、一人が複数のポジションをこなさなければスクランブルに対応できない。それが選手たちに自覚を与えた。限られた人数のため、普段の練習では実戦練習ができない。だからこ...
「1分9秒です!」とマネージャーの声が響き、選手たちは口々に「もっと速く。もたつくな」と鼓舞し合う。ダイヤモンド10周のボール回しで、1分を切るのがこの練習のテーマだ。正確な送球と捕球、素早いステップワーク、さらにスピード感が要求される。大事なのは互いの呼吸を合わせること。統率の取れたチームワークの源だ。2018年1月...
野球ノート 大東大一は、各部員が毎日「野球ノート」をつけ、週1回提出する。「気持ちが乗っているときは何ページも書くなど個々の精神状態や性格が見えてくる。面白いですね」と宮城監督。野球ノートを見て、選手に声を掛けることもあるという。入学当初は野球の技術面を書いていた部員も、3年夏大会前には最後の夏にかける思いや仲間のこと...
学校の玄関前のわずかなスペースで行うゴロ捕球。用いるのは、いびつな形でどこにバウンドするか分からない「リアクションボール」。動体視力と反射神経を養い、ボールを最後まで見るトレーニングになる。「学校のグラウンドが人工芝でどうしても腰が高くなってしまうので、それを直すことにも役立つ」と部員たちは効果を実感している。2018...
1973年以来の甲子園へ近づいているが、目の前に立ちはだかっているのが日大三だ。チーム強化元年の2005年以降、日大三とは公式戦で9度対戦しているが、一度も勝つことができずに9敗。4度の決勝の相手はすべて日大三だ。佼成学園にとって日大三は、越えなければいけない相手だ。藤田監督は「三高の恐さは私が一番知っています。選手は...
関東一は、冬トレの成長を図るため定期的に能力測定を実施している。スイングスピード、遠投、立ち幅跳びなどをチェック、各自が数値を伸ばす。米澤貴光監督は「スイングスピード120キロ以上出せ!」とハッパをかける。ちなみにプロ注目の石橋康太(2年=捕手)のスイングスピードは最速147キロだ。2018年1月掲載 ...