今必要なのは殻を破ること 目標の全国制覇へ向け公立名門の挑戦始まる 新チームはメンバー総入れ替えとなった静岡市立。笑顔で戦う新チームの課題を聞いた。(取材・栗山司) ■「いい子たち」からの脱却へ 地元では「市高(いちこう)」の愛称で親しまれる静岡市立。計3度の甲子園出場を誇る名門だ。 今年の夏は3回戦敗退も、春選抜...
2023年11月号の記事一覧
森田輝生 主将 (2年=一塁手) お互いに高め合えるチーム 「2年生7人が中心となっていますが、1年生10人を含めてお互いに高め合いながら切磋琢磨しています。スローガンは『想う・感じる・考える』。お互いのことを想いやりながらチーム全員で成長していきたいと思います」...
厚木北・森山純一監督 チームの土台が出来てきた 「厚木北で就任3シーズン目を迎えていますが、選手たちの頑張りによってチームの土台が少しずつ出来上がってきた手応えを感じています。新チームの選手たちはまだ力は足りませんが、気持ち良く指導ができる選手たち。生徒の力をいかに伸ばし、引き出すかが指導者の役割だと考えています」 監...
本橋慶彦監督 「チームの課題は打力です。打つべきボールをしっかりと振っていくことが大切。夏の経験がある選手も多く、チームとしてのポテンシャルは低くないと思います。軸となる選手がチームを引っ張ってくれれば面白くなっていくと考えています。今年のチームには、監督としても期待をしています」 ...
4年ぶりの秋本大会進出 “メガトン打線”で都立No. 1を目指す 今夏、好勝負を演じた府中工科。経験者が多く残る新チームは自慢の“重量打線”を武器に、今後の成長を予感させている。(取材・三和直樹) ■都立の強豪・日野に3点差惜敗 今夏、初戦となった2回戦を23対0で大勝した府中工科は、続く3回戦で都立の強豪・日野と相対...
エース/大平拓海 (2年) 最速140キロのストレートを投げ込む未完の大器。しなやかなフォームにはロマンを感じさせる。練習後に大盛り飯を食べてフィジカルアップに励む pick up/秋山陽祐 (2年=一塁手) 重心の座ったオープンスタンスのスイングから鋭い打球を飛ばす中距離ヒッター。勝負強さを備えたキーマンだ...
渋川青翠・清水哲也監督 練習が大好きな選手たち 「今季の選手たちは、自分たちで練習に打ち込める選手です。朝も夜も自主練を繰り返しているので、指導者として結果を導いてあげたいと強く思います。目標は打倒私学。今秋大会も前橋育英に敗れましたが可能性がゼロではない限り貪欲にチャレンジしていきたいと思います」 監督プロフィール ...
髙祐稀 主将 (2年=右翼手) 新たなスタイルで先輩を超える 「フィジカル面は自信があるのでこれからは俊敏性を高めていきたいと思います。3年生と比較して投打の爆発力はありませんが、一つでも先の塁を狙う自分たちらしい戦いを追求していきます。新たなスタイルで先輩たちを超えていきたいと考えています」...
「瀬谷」と「瀬谷西」の統合で今春開校 野球を教材にして人間的に強くなる 「瀬谷」と「瀬谷西」の統合によって2023年4月に開校となった横浜瀬谷。今夏の神奈川大会“初陣”を経て、新生・横浜瀬谷はさらに強くなっていく。 ■夏初陣は向の丘工に勝利 横浜瀬谷は、「瀬谷」と「瀬谷西」の再編・統合によって今春に新たなスタートを切っ...
水口啓太 主将 (2年=捕手) 下位からチャンスを狙う 「秋の大会後、新基準のバットを使用していますが、長打がでないというのは実感しています。得点を挙げるためにバントや盗塁など小技の精度も高めています。下位打線からチャンスを作り、3番の自分と4番の小林夕真が打ってランナーを還すのがパターンです」...
今夏は3勝を挙げて4回戦へ進出 「昭和の野球」で目指す私学撃破 厚木北が着々と実力をたくわえている。今夏の神奈川大会で4回戦へ進出、新チームの秋も県大会出場を果たした。森山純一監督3シーズン目、飛躍の時を迎えている。 ■グラウンドに芽吹く可能性 野球を本気で楽しんでいるチームだ。2011年春、2018年秋にベスト4へ進...
打撃陣 工藤悟郎 (2年=右翼手)/道添涼太 (2年=遊撃手)/長島空翔 (1年=二塁手) 打撃陣は、俊足巧打の1番・道添、力強いスイングをみせる5番・工藤を軸に全員でつなげていく。チームバッティングが特徴の1年生・長島が4番に座り役割を果たしていく。道添は「全員でつないでいって得点に結びつけていく。感謝の気持ちを忘れ...