『ガッツ 気合 根性』が指導の原点 小倉全由前監督の勇退に伴い、2023年4月に日大三指揮官に就任した三木有造監督。小倉全由前監督のもと26年間参謀を務めチームの“たすき”を受けた指揮官は、昨夏の西東京大会で優勝。初陣で甲子園出場を成し遂げた。就任1年を迎えた三木監督に聞いた。 ◾️愚直に繰...
2024年4月号の記事一覧
山口龍之介 主将(3年=遊撃手) 選手の個性を活かして戦う 「プレー面で個性がある選手が揃っていて勢いに乗ったときは大きな力を発揮するチームです。投手を中心とした守備からリズムを作って攻撃へつなげていきます。思考自走野球を実践して、粘り強く戦っていきたいと思います」...
田中慶至 主将(3年=捕手) 日本学園の校名を歴史に刻む 「今年の日本学園は、各選手が自立していて、自然にまとまっていくチームです。最速144キロのエース古川遼を軸に粘り強く戦っていきます。校名変更まであと2年。自分たちの代で甲子園出場を果たして日本学園の校名を歴史に刻みたいと思います」...
「一言で言えば、今までにない野球部を作りたい。プレースタイルはバントなし、フルスイング。走塁にも力を入れていく。選手には『チームの勝ち負けよりも、まず自分が対ピッチャーとの勝負に勝てるように』と伝えている。それが1番から9番までできたら、試合は絶対に勝てると思っている。人生を豊かにできる3年間にして、最終的には全員が上...
「横浜隼人は『綱引き野球』です。今年の3年生は県下最大60人の大所帯なので、全員で綱を引くことができれば勝利を手繰り寄せることができます。レギュラー、控えも同じ隼人の選手。全員の力で勝ち上がっていきたいと思います」 監督プロフィール1964年徳島県生まれ。徳島市立−国士舘大。国士舘高コーチを経て、1991年に横浜隼人監...
投手陣/志村尊光(3年)小林拓斗(3年) 今季の前橋東は、左腕エース小林(3年)と実戦派右腕志村(3年)が軸となり『思考自走野球』を実践していく 打撃陣山口龍之介主将(3年=遊撃手)/兼松直太郎(3年=左翼手)/栁岡脩雅(3年=中堅手) シャープな打撃をみせる山口主将、柳岡がチャンスメークし主砲・兼松が4番の役割を果た...
中心打者 ◀︎竹下颯人(3年=中堅手) ▶︎名古竣祐(3年=遊撃手) 「浜松南シニア」時代に全国大会出場の経験を持つ竹下。森下監督のもとでプレーしたいと御殿場西に入学し、1年夏からレギュラーで出場する。走攻守の三拍子が揃う中堅手。「いつまでも悲しんでいたら、森下先生に怒られる」と、気持ちを切...
今年1月に森下監督が急逝甲子園出場が名将への恩返し 元千葉ロッテの小野晋吾を擁した1992年に選抜出場実績を持つ伝統校・御殿場西。今年1月には監督が急逝する不運に見舞われた。選手たちは、恩返しのために甲子園出場を誓う。(取材・栗山司) ■名将の死から立ち直って 高校野球界に衝撃が走った。御殿場西の森下知幸監督(元常葉菊...
自分たちのスタイルで頂点へ選手たちの個性が育つ“土壌” 2021年春、2022年夏にベスト8へ進出した実績を持つ前橋東。“考える野球”を追求するチームは、英知を結集して甲子園を目指す。 ■切磋琢磨は高校野球の原点 選手たちが育つ“土壌”がある。前橋東は、2017年春にベスト4へ進出して周囲を驚かせると、シードエントリー...
Pick up 田中慶至主将(3年=捕手)身長182センチの大型捕手でインサイドワークに長ける。キャプテンシーと情熱を備える絶対的存在だ 河野陽向(3年=中堅手)右中間へ鋭い打球を飛ばす右の強打者。1番バッターとしてチームを活性、守備では強肩を活かした本塁送球を見せる 投手陣 吉田成(3年)/西山虎太朗(3年)/古川遼...
2017年夏8強、2022年夏16強の伝統校2026年度から「明大世田谷」に校名変更 1885年創立の伝統校・日本学園は、明治大と連携し2026年度から「明大世田谷」に校名変更する。日本学園の校名での夏・西東京大会参戦は、あと2回となる。 ■140年の歴史を持つ伝統校 2017年夏ベスト8。2021年春、2022年夏ベ...
2009年夏の甲子園初出場から15年ハヤブサは再び空を飛んでいく 昨春3位で夏の第1シードとなった横浜隼人。夏は惜しくも5回戦で敗れたが、選手たちの意志は次世代へ継承された。今季の選手たちは、先輩たちが開けられなかった扉を開いていく。 ■昨夏は第1シード参戦も5回戦で涙 2009年夏に甲子園初出場を果たした横浜隼人。快...