ノーシードから戦い抜いた堂々の準優勝仲間を信じ、気持ちを込めて戦うことで勝利をもぎ取る 第106回高校野球選手権静岡大会の準優勝は、ノーシードから勝ち上がった聖隷クリストファーだった。(取材・栗山司) ■準決勝で劇的勝利 ノーシードからの快進撃だった。 初戦で島田商との注目カードを制し、4回戦では常葉大菊川を撃破し...
2024年9月号の記事一覧
Toshiya_Shimazaki 早稲田実 3回に一挙の12点の猛攻で決勝進出日大二 3回の崩れを取り戻せず 早稲田実と日大二の準決勝の名門対決は、早稲田実が14対3で勝利した。点差がつく結果になったが日大二は最後まで執念をみせた。日大二の挑戦は準決勝で終焉を迎えた。 ■早実は3回に打者一巡の猛攻 決勝進出をかけた戦...
Toshiya_Shimazaki 日大三 左腕エース谷亀の好投で決勝進出創価 接戦に持ち込むも“あと1点”が届かず 日大三と創価が準決勝で対戦し、日大三に軍配が上がった。ノーシード日大三は決勝へ進出、第3シードの創価は無念の敗退となった。僅差の戦いは大会ベストゲームの一つだった。 ■大会屈指の好ゲームを日大三が制す...
関東一 完成された野球でライバルに勝利二松学舎大附 自慢の打線は奮わずベスト4 Toshiya_Shimazaki 関東一と二松学舎大附の東東京盟主が準決勝で激突した。攻守に堅実なプレーを実践した関東一が6対1で勝利し甲子園へ“王手”をかけた。 ■東東京の覇権を争うライバル対決 2019年以来の夏甲子園を狙う関東一と、...
名門・早実、9年ぶり30回目の甲子園決勝戦は日大三に劇的サヨナラ勝利 早稲田実が9年ぶり30回目の甲子園出場を決めた。準決勝で日大二、決勝戦で日大三に勝利して西東京の頂点に立った。1年生だった清宮幸太郎を擁した2015年以来の甲子園出場となった。 ■タフな接戦を勝ち切って決勝戦へ 第1シード東海大菅生が5回戦、第2シー...
混戦の東東京を制して春夏連続甲子園決勝で帝京に勝利して東東京制覇 関東一が東東京大会決勝で帝京に勝利して5年ぶり9回目の優勝を果たした。今春の選抜に出場したチームは春夏連続で甲子園切符をつかんだ。 ■王座奪還をかけた戦い 関東一は2019年夏に甲子園に出場して以来、夏甲子園にたどり着くことができていなかった。その間は二...
公立校として19年ぶりとなる夏甲子園出場準決勝で作新、決勝で国学院に勝利して頂点へ 石橋が栃木大会決勝で国学院栃木に勝利して悲願の初優勝、夏甲子園初出場を決めた。学校創立100周年のメモリアルイヤーに聖地への切符をつかみ取った。 ■文武両道進学校の躍進 石橋が、県立校として19年ぶりとなる優勝を果たした。昨秋の作新学院...
向上 2度のリードに成功も涙の惜敗東海大相模 土壇場で執念の逆転劇で決勝へ 神奈川大会準決勝で東海大相模と向上が対決し熱戦を繰り広げた。東海大相模が6対4で勝利したが、土俵際まで追い詰めた向上の戦いぶりには大きな拍手が送られた。 ■東海大相模が執念の逆転勝利 準決勝は今大会のベストゲームの一つだった。東海大相模は2年生...
武相:ベスト4敗退も古豪復活の福音横浜:奥村凌のサヨナラ打で決勝進出 横浜が神奈川大会準決勝で武相に2対1でサヨナラ勝ちした。互いの伝統とプライドがぶつかる激闘は1対1で9回まで進み、最後は横浜が勝利をたぐり寄せた。 ■武相 春県優勝の実力を証明 武相は春県大会で42年ぶりに優勝し、1968年以来の甲子園出場を狙って...
決勝戦で敗れ2年連続の準優勝王座奪還の夢が叶わず涙の幕切れ 横浜が神奈川大会決勝で東海大相模に4対6で屈して準優勝となった。昨夏の決勝で慶應義塾に屈していたが、2年連続決勝戦で敗れる結果となった。1・2年生の主力が多かった横浜は、涙を糧にはい上がって ■準決勝では武相にサヨナラ勝利 横浜は2021、2022年夏に連覇を...
激闘制して5年ぶり12回目V決勝戦では横浜に逆転勝利 東海大相模が神奈川大会決勝で横浜に勝利して5年ぶり12回目の優勝を果たした。春県大会準優勝で臨んだ今大会では投打に力強い戦いをみせ神奈川の頂点に立った。2021年9月に就任した原俊介監督にとって初の甲子園出場となった。 ■エース左腕・藤田、右腕・福田が実力発揮 5年...