
花咲徳英 6年ぶり6回目の選抜
関東大会準優勝で堂々の選抜選出
本田主将、エース黒川を軸に聖地へ
花咲徳英が第98回選抜高校野球大会に出場する。秋季関東大会準優勝のチームは、攻守一丸となった戦いで一戦必勝の先にある全国制覇を狙う。選抜大会は3月19日に開幕。花咲徳英は2017年夏に全国制覇、選抜は6年ぶり6回目。
6年ぶり6回目の選抜切符
1月30日の選抜選考委員会(大阪開催)。選手たちは学校の正面玄関前に制服ブレザー姿で整列しその瞬間を待った。選考発表は予定よりやや遅れた午後3時45分に始まった。秋季関東大会準優勝の花咲徳英は、関東・東京6枠の1校として選出が決まった。岩井隆監督らと中継を見守った同校・関正一校長が微笑みを浮かべながら午後4時すぎに姿をみせると「吉報が届きました。正式に出場が決まりました」とガッツポーズで出場決定を報告した。選手たちは凛とした姿勢で報告を受け止めると安堵の表情をみせた。それは次なる挑戦の始まりだった。
関東大会準優勝で選抜当確
6年ぶり6回目の選抜だ。今季のチームは、エース黒川凌大、主砲・佐伯真聡ら昨夏の主力が残る経験値の高いチーム。秋季埼玉県大会へ臨んだチームは、3回戦で、夏に敗れた昌平に勝利し勢いに乗ると準々決勝で春日部共栄、準決勝で浦和麗明に勝ち切って関東大会出場を決めた。埼玉1位通過を懸けた決勝・浦和学院戦では先発・石田凛作から古賀夏音樹の継投によって3対2で勝利し秋の埼玉制覇を決めた。
関東大会では1回戦で法政二(神奈川2位)と対戦。0対9から10点を奪って大逆転勝利しベスト8へ進出した。逆境を乗り越えたチームは準々決勝で甲府工(山梨2位)に10対0の6回コールド勝利し4強進出。準決勝・佐野日大(栃木1位)では8回まで4対4の状況から9回に3点を奪い切って7対4で勝利し決勝へ駒を進めた。決勝では山梨学院に屈したが堂々の準優勝で、選抜当確となっていた。
投打充実、いざ選抜の舞台へ
選抜へ乗り込むチームは、本田新志主将を軸に、関東大会3戦完投勝利で選抜出場の原動力となったエース黒川を軸に石田、古賀の投手陣が安定。打撃陣は、リードオフマン岩井虹太郎、主砲・佐伯、主軸・笹﨑昌久らが役割を果たす。
攻守のバランスは全国屈指。埼玉県大会、関東大会ではエース黒川を中心とした守備でリズムを作り、強力打線が勝負所で得点を奪った。本田主将は「打力を活かして戦いで勝ち上がりたい」と気持ちを込めた。
冬のトレーニングを経てパワーアップしたチームは3月上旬の沖縄遠征を経て甲子園入りし、決戦を待つ。岩井監督は「県の代表として、思い切りプレーしたい」と語った。花咲徳英は初の選抜優勝へ向けて一戦必勝で戦っていく。






