【チーム分析】市ケ尾 神奈川県立屈指の強豪 今季のスローガン「執大成(しゅうたいさい)」の意味とは?
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市ケ尾

過去5年で5度の16強進出の県立勇者
2025年秋は横浜隼人撃破で16強へ進出

 市ケ尾は過去5年で5度の16強進出を果たすなど、近年の公立校でトップレベルの戦績を残す。選手、指揮官は特別な思いで春・夏へ向かっていく。

■各大会で強烈なインパクト


 2024年夏の初戦・2回戦で、平塚学園を6対3で撃破する番狂わせを起こしてベスト16へ進撃するなど、各大会で強烈なインパクトを残してきた。もはや番狂わせという言葉で表現するべきではないのかもしれない。2025年秋は3回戦で横浜隼人と対戦すると、2回に1点を先制されたものの、4回に逆転して3対2のスコアでゲーム中盤へ進んだ。得点が動く予感はあったが、市ケ尾は最速142キロのプロ注目右腕・エース大塚遼(2年)の執念のピッチングと、粘り強い守備によって3対2で勝ち切ってみせた。4回戦では平塚学園に屈したものの、今季のチームが手強(ごわ)いことを知らしめた。


■最高、最強の挑戦へ


 2026年夏へ向かうチームのスローガンは「執大成〜最高、最強への挑戦〜」。集大成の文字を一つ変えて「執大成」とした。どの世代のチームも夏大会が集大成となるが、今年は特別な意味が加わる。2017年秋から市ケ尾を指揮しチーム基盤を作り上げてきた菅澤悠監督が、異動準備のため2026年夏大会で退任することを明言。この世代が市ケ尾でのラストシーズンとなる。菅澤監督は「9年間、市ケ尾の選手たちと一緒に戦えていることが自分の財産。どの世代も最終学年の夏大会は1度だけなので(監督としても)、毎年毎年が“最後”のつもりで戦ってきた。これまでの選手たちへの恩返しのためにも、この夏で最高の結果を残したい」と話す。

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