世界のホームラン王・王貞治氏が中学生野球教室などを視察 球都桐生プロジェクト

世界のホームラン王 レジェンド王貞治氏が野球教室などを視察

 

プロ野球通算868本塁打を記録した世界のホームラン王・王貞治氏が群馬県桐生市で開催された「慶應大野球部の野球教室」を視察した。

 

野球を活用した地域活性を目指す同市の「球都桐生プロジェクト」のイベントの一つとして慶應大野球部4年生たちが中学生を指導。野球教室は午前9時半からスタート。正午すぎにプロ野球レジェンドがグラウンドを来訪。選手たちの打撃練習を温かい眼差しで見守った。

 

その後にネット裏控え室に入り、ネット越しに中学生たちのティー打撃などを見学。「ボールを飛ばそうするのではなく、反発力を活かすことが大切だ。そのためには芯で捉えなければいけない」と話しながら練習を眺めていた。

 

球場への滞在は約15分。球場から出ると、見学に来ていたファンたちが王氏に拍手を送った。王氏は、少年野球の子どもたちと握手をかわして球場をあとにした。

 

レジェントと握手するという幸運に恵まれた須田千温くん(小5=神明バンビーズ)が「王さんは野球の神なので、オーラがあってすごかったです」と話せば、山藤湊太くん(小5=神明バンビーズ)は「野球界のスターに会えてうれしかった。ホームランを打てる選手になりたいです」と笑顔をみせた。

 

王氏は野球教室を視察したあとに市内野球関係施設を見学した。同市内では9月10日までを「球都桐生ウィーク」と題して多くのイベントが実施される。

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