2年半前から導入した駒大高野球部恒例のトレーニング。
実施は週3回。
そのうち1回は駒沢大のトレーナーを招いて指導を受ける。
メニューは20種目以上。
それによって鍛えられる場所、どういうプレーに効果があるのかの説明も受ける。
導入当初は30分も持たずに根を上げていた選手たちも、今は10キロや15キロのプレートを持ちながらメニューをこなす。
「動きに力強さが出た。
一番は守備ですね」と川端監督。
「正直、やりたくないです」と苦笑いの伊藤主将も、「全員で乗り切ることができた時の達成感もあるし、軸がしっかりしてきた」とその効果を実感している。
(取材・武山智史)2020年2月号掲載