平塚江南にはチームを引っ張るキャプテンと、部室の管理など学校関係の仕事を行う部長が存在する。
部長の高橋宥大(3年=写真右)は、真面目な性格でナインの信頼も厚い。
エースの村松拓馬(3年=写真中央)はスライダーが武器の左腕。
「この冬は右打者へのインコースのストレートを磨いた。マウンドであの投手は怖いなと思われるぐらいの覇気をまとえるピッチャーになりたい」。
そして難病に見舞われた井上颯太(3年=写真左)には、将来の夢がある。
「教師になって、野球を教える立場になりたい。
病気になったからこそ、わかったこと、感じられたこともある。
これから先もどんな形でいいので、野球に関わっていたい」と目を輝かせる。3人の選手が、スローガン「咲」を体現する。
2020年7月号掲載