ミラクル劇演出で悲願の初優勝 葛飾の星、下町へ優勝旗を持ち帰る 共栄学園が第105回全国高校野球選手権記念東東京大会決勝で東亜学園に勝利して悲願の初優勝、甲子園初出場を決めた。 ■2003年男女共学化の新鋭 共栄学園は2003年の男女共学化に伴い野球部が誕生。2012年に原田健輔監督が就任した。原田監督は浦和学院出身で...
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- 大会レポート | 月刊高校野球CHARGE! - Part 9
大会レポートの記事一覧
春夏秋通じ初の県制覇 秋惜敗の雪辱果たす 令和5年度の春季静岡県大会は、加藤学園の初優勝で幕を閉じた。チームは夏の聖地へ向け、着実に成長を遂げている。(取材・栗山司) ■接戦に強いチームへ 1996年の創部以来、春夏秋を通じて初の県制覇。9回裏、最後の打者を打ち取った小澤亨彦と片山晴貴の2年生バッテリーは抱き合い...
新戦力台頭、2年連続18度目の春優勝 昨秋に続く2季連続栃木制覇 作新学院が春季栃木県高校野球大会決勝で文星芸大附に延長11回の激闘の末、5対3で勝利した。2年連続18度目の春優勝で、昨秋に続く2季連続県制覇となった。 ■昨夏の敗戦が勝利の原動力 昨夏の敗戦が、勝利の原動力となっている。昨秋は、武藤匠海、磯圭太、...
春夏甲子園12度出場の名門伝統校 決勝戦で惜敗も夏へ確かな手応え 文星芸大附が春季栃木県高校野球大会で準優勝を果たした。決勝戦では作新学院に延長戦惜敗となったが、夏へ確かな手応えを手にした。 ■強豪を次々と撃破して決勝へ 甲子園は確実に近づいている。OBの高根澤力監督が就任した2018年秋以降、大会での準優勝が3度...
秋・春連続で県大会準優勝 ダークホースから優勝候補へ 明和県央が春季関東大会群馬県予選で進撃をみせて準優勝となった。秋・春連続で準優勝となったチームは、第2シードで夏へ挑む。 ■甲子園が現実目標になる この春も明和県央がトーナメントを勝ち上がった。昨秋は左腕・須藤奨太、右腕・小路颯人のダブルエースで勝ち上がると準々...
エース星野空、最速146キロの直球で存在感 投打の戦力充実、初の甲子園出場が視界 近年、実力を高める高崎商大附が春季関東大会群馬県予選でベスト4進出を果たした。士気上がるチームは初の甲子園が視界に入ってきた。 ■エース星野空、圧巻のピッチング 高崎商大附が激戦ブロックを勝ち上がった。2回戦では伊勢崎清明に4対3、...
準決勝で健大高崎に惜敗しベスト4 底力健在、多彩な投手陣に手応え 健大高崎と対戦した。最終回に執念をみせたが4対5で惜敗しベスト4で大会を終えた。 ■準々決勝では前橋商に逆転勝利 今年の前橋育英は、小田島泰成主将、石川太陽らの打者と、投手の継投で勝負するチーム。投手陣は、信澤快都、岩﨑鈴音、高橋平、そして打者として...
1990年に夏甲子園出場の古豪 2度目の甲子園へ意欲十分 1990年に夏甲子園大会に出場した古豪・青藍泰斗。昨秋に準優勝となったチームは春季栃木県高校野球大会でもベスト4進出。復活の瞬間は近づいている。 ■186センチの大型右腕エース長嶋 青藍泰斗は2021年4月から、元阪神の石川俊介監督が指揮を執っている。20...
今春の選抜大会に悲願の初出場 甲子園の経験を土台に全体の底上げ図る 今春の選抜大会に21世紀枠で出場した石橋。選抜大会直後の春季栃木県高校野球大会でもベスト4という結果を残した。 ■全体の底上げがテーマ 石橋は昨秋大会でベスト4へ進出し21世紀枠候補に選出された。3度目の候補となったチームは1月下旬の選考委員会の...
5年ぶり3回の春季県大会優勝 投打の戦力充実、夏のポールポジション 健大高崎が春季関東大会群馬県予選決勝で明和県央に勝利し5年ぶり3度目の春優勝を決めた。今春の選抜大会に出場したチームは、秋・春連覇となった。 ■準々決勝は3投手の1安打リレー 選抜大会を経験して、チームはさらにたくましくなっていた。健大高崎は昨秋...
2回戦で能代松陽(秋田)と真っ向勝負 21世紀枠出場、「伝統の矜持」を甲子園で体現 第95回選抜高校野球大会に21世紀枠で出場した石橋が、初めて甲子園の舞台に立った。2回戦で能代松陽(秋田)に惜敗したものの、結果以上に大切なモノを手にした。 ■聖地で堂々たるプレー 歴史的な一歩だった。過去2度、21世紀枠候補に選...
2000年以来23年ぶりベスト8 2016年夏甲子園で全国制覇 2016年夏甲子園で全国制覇を果たした作新学院が、選抜では2000年以来23年ぶりベスト8となった。一戦ごとに強くなったチームは、選抜8強を糧に夏の県王者奪還を狙う。 ■2.3回戦で打ち合いを制して勝利 作新学院の選抜出場は2017年以来6年ぶりだっ...