大塚優璃(2年=投手)は身長180センチの大型右腕、最速136キロのストレートを武器にマウンドへ上がる。 大塚のボールを受けるのは芦澤光陽(2年=捕手)。 入学当初は投手だったが1年生冬にキャッチャーへ転向、今秋からの新チームでは4番に座る。 実戦経験を積むごとに着実な成長をみせるバッテリーがチームの鍵を握っている。...
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- 東京版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 74
東京版の記事一覧
啓明学園・芦沢真矢監督 「野球は人間形成のツール」 「啓明学園野球部は、野球しかできない選手を育てる場所ではない。 社会に出れば、野球がうまいだけでは生きられない。 野球は人間形成のツール。 野球を通じて、社会で活躍できる人材を育てていくことが大切。 人間力が高まれば、選手としても成長していく」 【監督プロフィール】 ...
大森学園・和泉隆監督 「すべては練習から」 「選手たちには闘争心を持ってほしい。 この夏の大会の修徳戦。 9回裏2アウトランナーなしからの負けが、生きるかどうかはこれからの練習で決まる。 秋の結果を生かすかどうかも、これからの練習で決まる。 選手たちには、来年の夏、その練習の成果を出してほしい」 【監督プロフィール】 ...
前チームから1番に座り、和泉監督が「出塁率が高く、打線を左右する存在」と評するリードオフマン。 主将の工藤を補佐する副主将を務めている。 初球から打ちにいく打撃で打線を引っ張る。 「相手に印象付けるために、どんなボールにも食らいつく意識を持っています」と打席での心がけを語る。 現在、取り組むのは体作り。 63キロの体...
帝 京・前田三夫監督 「本気の気持ちが大切だ」 「夏を経験した選手が多く残っているが、そのまま強くなるほど野球は簡単ではない。 大事なのは、選手たちが甘えを排除して、自分の意志でこれまで以上に練習できるか。 仲良しチームでは勝てないので、互いに切磋琢磨しながら、勝利にこだわってほしい。 甲子園に行くには本気にならなけれ...
国士舘・永田昌弘監督 「選手自身が納得するかどうか」 「野球を通じて人として周りから好感を持たれる人間になれるようになる。 目配り、気配りができる人間に成長してもらいたい。 そう思ってはいますけど、人それぞれの性格がありますし、なかなか直せない部分はあります。 昔と比べると部員数が増えて戸惑った部分がありますし、一つの...
1年秋から4番に座る左打ちのスラッガー。 168センチと小柄だが、両膝を曲げて低く構える独特のフォームからの力強いスイングで大飛球を飛ばす。 昨秋は「ボンズ打法」として注目を集めて都大会優勝に貢献したが、今年1月に左足首脱臼骨折・靱帯損傷で全治3カ月の大怪我を負った。 春の選抜大会には間に合ったが、「急造で作り上げた...
今夏からダブルエースとしてマウンドに上がる武者倫太郎(2年)と田代涼太(2年)。 背番号1の武者は、闘志あふれるピッチングをみせる強気な本格右腕。 田代は身長188センチ体重93キロ超大型左腕。 新チーム以降、武者が打撃力を評価されて投打の二刀流へ。 田代は、先発の軸としてさらなる成長に期待がかかる。 「帝京の背番号1...
東京実業の歴史を変える可能性を秘める大型スラッガー。 中学時代、東練馬シニアでジャイアンツカップに出場し準優勝メンバーとなった。 進学は多くの選択肢があった中で、最初に声をかけてくれた東京実業に進むことを決めた。 新チーム始動後は、1年生ながら4番を任されて迫力の打球を飛ばしている。 目標とするプロ選手は、ソフトバンク...
「2018年冬から指揮を執らせてもらっているが、前任の阿保暢彦監督が作ってきたものをしっかりと継続して、選手たちとともに新しい歴史を作っていきたい。 修徳の伝統を継承していくことが役割だと考えている」 【監督プロフィール】 1985年富山県生まれ。 富山高-慶応大。 大学卒業後に修徳に教員採用となり2018年...
2019年夏3回戦二松学舎大附戦で殊勲の決勝2点本塁打を放った俊足・巧打のリードオフマンだ。 左右両打ちが特長で、左では広角に打ち分け、右では長打が狙える万能型。 二松学舎大附戦では右打席でレフトスタンドに打球を放り込んだ。 転機は、春の練習試合で、自身のエラーで負けたこと。 このままではいけない。 佐野は、日常生活...
新指揮官のもと新たなスタート。2019年夏3回戦で二松学舎大附を撃破 新生・修徳が2019年夏の3回戦で、二松学舎大附を撃破しベスト8へ進出した。昨年冬から荒井高志新監督が指揮を執るチームは、新たな歴史を作ろうとしている。 ■ エース結城のベストピッチ ノーシードで夏大会を迎えた修徳は、2連覇中の優勝候補筆頭・シード校...