今春は名門・静岡撃破し県内騒然。 指揮官と選手のコミュニケーションを軸にチーム強化 2019年春の中部大会2回戦で名門・静岡を撃破した静岡西。 進化を遂げるチームは「全力発声」をスローガンに高みを目指す。 (取材・栗山司) ■ 「全力発声」で静高を撃破! 静岡西はこの春、名門・静岡を撃破し、一躍その名を県内に轟かせた...
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- 神奈川/静岡版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 74
神奈川/静岡版の記事一覧
「部員全員で野球をするのは藤沢西の戦い方。 背番号2桁の選手が活躍できる場所があるし、そういう選手を大切にしていきたい。 選手たちは1年生から試合経験を積むことで、指導者の想像を超えるスピードで成長していく。 選手の意思を尊重しながら、公立No1のチームにしていきたい」 【監督プロフィール】日大・伊...
2018年秋予選で鎌倉学園を撃破。 2019年夏、慶応を土俵際まで追い詰める 藤沢西の選手たちが、めきめきと成長を遂げている。 2018年秋は予選で鎌倉学園を撃破、2019年夏は慶応相手に1対2の接戦を演じた。 「私学キラー」の異名を取るチームは選手たちの力を最大限に伸ばしながら進化の道を歩んでいる。 ■ 夏は3回戦...
今夏は常葉大菊川にリベンジ。 1997年以来の甲子園へ一致団結 春夏計5度の甲子園出場を誇る伝統校・浜松工。 夏大会は準々決勝で常葉大菊川を撃破する勝負強さをみせた。 復活の兆しをみせる伝統校は、「共有」をテーマに進化を遂げる。 (取材・栗山司) ■ 9年ぶりのベスト4進出 「浜工復活」を印象づけた夏だった。 春夏通...
相模原・佐相眞澄監督 「いいサイクルが出来上がっている」 「引退した3年生たちには感謝の気持ちしかない。 『ありがとう』と言いましたし、『明日からは受験の全国大会を頑張れ』と言いました。 彼らが野球から勉強に切り替えた時の集中力はすごい。 受験に大事なのは時間の管理と短期目標の設定だと思いますが、それは普段の練習から常...
桜丘・泉田浩道監督 「時代に適したチームへ」 「前チームは秋、春に結果を残せずに監督として力不足を感じていた。 選手の力を引き出すにはどうしたらいいのかと悩みながら、桜丘の野球を考えていった。 桜丘の選手たちは自分たちで考えて行動する力があるので、その力を最大限に生かす必要があると感じた。 選手たちの考えを尊重しながら...
夏4強の自信と誇り。 再び私立の壁を打ち破る 今夏、創部史上初の夏ベスト4進出を果たした相模原。 新チームとなっても「打ち勝つ野球」を継承し、さらなる高みを目指す。 (取材・三和直樹) ■ 横浜を倒した価値ある夏4強 熱く激しく、そして清々しく、夏を駆け抜けた。 ノーシードから湘南学院、日大高、横浜商を倒して勝ち上がる...
走塁を重視する島田工。毎日のベースランニングで走塁感覚を養っている。約10分間、打球をイメージし、ベースターンなどの技術を磨く。「走塁の技術はやればやるほど上手くなる」と中村匠監督。佐久間赴任時に陸上部の顧問を務めた経験を生かし、細かく指導を行う。 2020年1月号掲載...
メンタル面が課題の県商工で、畠陽一郎監督が取り入れたのが「一発ギャグ」。トレーニングやジャンケンなどで負けたチームが一発ギャグを披露する。度胸をつけるため学校部活紹介や文化祭などでもトライした。当初は選手たちも戸惑ったが「慣れてくると楽しいし、これをやることで試合でも全然緊張しなくなってきた」と効果を話している。 20...
神奈川工は新チーム始動時から「素手キャッチボール」を取り入れている。約3メートルの距離でボールを扱うほか、ゴロ捕球も行う。素手のキャッチボールによって捕球姿勢や手の出し方など基本が身につく。秋大会横浜戦、一つのミスで敗れたチームは、守備を再徹底して春・夏へ挑む。 2020年1月号掲載...
桐蔭学園時代から合わせて、教え子は述べ900名近くに上る土屋監督。星槎国際では2017年秋のドラフトで本田仁海がオリックス4位指名でプロ入りしたが、同時に大学進学者も増やしてきた。入試面接対策も万全で、今年の3年生は、投手・一栁大地が六大学・法政にスポーツ推薦で合格したほか、系列の星槎道都大だけでなく、東都、首都、神奈...
日大藤沢は今秋から、二人の主将を配置する「ダブルキャプテン制」を初めて取り入れている。キャプテンの負担を減らし、チームを円滑にまとめていくことが狙い。山本秀明監督は、姫木陸斗(2年=外野手)と、小泉和也(3塁コーチ)の二人を主将に任命し、現場を任せている。小泉主将は「姫木はプレーで、自分は声でチームを盛り上げている」と...