
健大高崎・佐藤龍月が1年ぶりに復活登板! トミージョン手術明けのドラフト候補が最速147キロをマーク。石垣元気は圧巻の155キロ!
昨年選抜のV左腕が1年ぶりに戻ってきた。
健大高崎のプロ注目左腕・佐藤龍月が今夏の群馬大会3回戦前橋工戦の6回に2番手として登板した。
全国制覇を果たした昨年選抜では、2年生エースとして胴上げ投手となった。
昨夏同大会決勝で優勝を果たした後に左肘の負傷発覚、そしてトミージョン手術を経て春まではリハビリに専念。1年ぶりの公式戦での復活登板となった。
佐藤がマウンドに向かうと、スタンドからは「おかえり!」の声と共に、大きな拍手が起こった。最初の打者に自己最速タイの147キロのストレートを投げ込むなど威力あるボールを投げ込み、三振に斬って取った。
1回13球を投げて奪三振1、被安打1の無失点投球。スタンドではNPBスカウトたちが見守った。
佐藤は「チームの仲間や多くの人に支えられてマウンドに上がることができた。一つの恩返しが出来たと思う。次の登板へ向けて準備していきたい」と話した。
8回には、最速158キロ右腕・石垣元気が登板して最速155キロをマーク。8回コールドでゲームを締めた。昨夏の群馬大会決勝以来の佐藤、石垣のダブルエースの共演となった。
試合は、健大高崎が7対0の8回コールドで勝利した。
(2025.07.19)