日本一熱い“夏”が始まった。第106回全国高等学校野球選手権神奈川大会の開会式が7月5日に横浜スタジアムで開催された。選手の負担や体調管理に考慮し金曜日の午後4時開催。当日に試合はなく、ゲームは7月7日から一斉に始まった。  前回大会優勝校の慶應義塾を先頭に、同準優勝の横浜が続き、参加168チームの選手たちが堂々と行進した。入場行進後には慶應義塾・加藤右悟主将が全国制覇の深紅の優勝旗を披露しスタンドから大きな拍手が送られた。川崎北の佃陵汰主将が選手宣誓し「野球が好きだったから続けてこられた。一生懸命が一番カッコいいことを証明する、最高に熱い夏にすることをここに誓います」と力を込めた。総合司会は、麻溝台の山口沙奈マネージャーが務めた。今大会の第1シードは、武相、東海大相模、向上、横浜。準決勝は23日、決勝は24日にいずれも同スタジアムで行われる。昨夏は慶應義塾が神奈川の頂点に立ち、甲子園でも勝ち上がり全国制覇を達成した。今夏はどんなドラマが待っているのだろうか。

おすすめの記事