東京実業の歴史を変える可能性を秘める大型スラッガー。 中学時代、東練馬シニアでジャイアンツカップに出場し準優勝メンバーとなった。 進学は多くの選択肢があった中で、最初に声をかけてくれた東京実業に進むことを決めた。 新チーム始動後は、1年生ながら4番を任されて迫力の打球を飛ばしている。 目標とするプロ選手は、ソフトバンク...
2019年10月号の記事一覧
「2018年冬から指揮を執らせてもらっているが、前任の阿保暢彦監督が作ってきたものをしっかりと継続して、選手たちとともに新しい歴史を作っていきたい。 修徳の伝統を継承していくことが役割だと考えている」 【監督プロフィール】 1985年富山県生まれ。 富山高-慶応大。 大学卒業後に修徳に教員採用となり2018年...
秋春の苦戦から夏・秋躍進。 5回戦の壁を超えて次の舞台へ 2019年夏に2年ぶりに4回戦へ進出した桜丘。 今秋予選を3連勝で1位通過するなど再び地力をつけ始めている。 伝統校は時代の変化に適応しながら、さらなる進化を目指す。 ■ 「桜丘の野球」とは何か 桜丘は1969年夏に4強進出、1999...
前橋工を撃破する「大金星」。 群馬の勢力図を塗り替える進学校 2019年夏1回戦で伝統校・前橋工を倒して群馬の勢力図を塗り替えた高崎北。 士気上がるチームは、さらなる番狂わせを狙う。 ■ ファーストストライクを狙え! 2019年夏のトーナメント抽選によって、1回戦の相手は前橋工に決まった。 幾多の甲子園出場を誇る伝統...
今夏、公立唯一のベスト4進出。創部100年へ、確かな手応え 2019年夏に快進撃をみせて8年ぶりにベスト4へ進出した宇都宮商。準決勝では王者・作新学院に惜敗したが、公立唯一の4強として意地をみせた。 ■ 夏大会で大きなインパクト 夏は一戦ごとに力をつけていった。2回戦で栃木商、3回戦で今市工を下すと、準々決勝では石橋...
今春は名門・静岡撃破し県内騒然。 指揮官と選手のコミュニケーションを軸にチーム強化 2019年春の中部大会2回戦で名門・静岡を撃破した静岡西。 進化を遂げるチームは「全力発声」をスローガンに高みを目指す。 (取材・栗山司) ■ 「全力発声」で静高を撃破! 静岡西はこの春、名門・静岡を撃破し、一躍その名を県内に轟かせた...
今夏の前橋工撃破の原動力となった骨太右腕2年生エース。 ストレートの球速は130キロ前後だが、打者の手元でグッと伸びるためスピード以上の威力がある。 カーブ、カットボールなど変化球で緩急をつけながら相手打者を打ち取っていく。 山田陸翔(1年生=捕手)は「ストレートに伸びがあり、ボールを受けていて頼もしい投手」と信頼を...
「高崎北は中学時代に実績のない選手が多いが、みんなで努力することによって成長していく。 指導者としては最後の夏にベストゲーム、ベストプレーができるように、自立をうながしながら見守っている。 2019年夏は2勝することができたが3年生たちが作ったチーム基盤を大切にしながら、選手とともに新しい歴史を作っていきたいと...
「この夏、練習日程の合間を見つけて一人で甲子園観戦に出かけました。1日しかスケジュールがなかったため、深夜バスで甲子園へ向かいました。4日目の仙台育英対飯山、習志野対沖縄尚学などを観たのですが、指導者として目指すべき場所を再確認できました。石橋の選手たちと一緒に甲子園で戦いたいと強く感じました」 【監督プ...
「部員全員で野球をするのは藤沢西の戦い方。 背番号2桁の選手が活躍できる場所があるし、そういう選手を大切にしていきたい。 選手たちは1年生から試合経験を積むことで、指導者の想像を超えるスピードで成長していく。 選手の意思を尊重しながら、公立No1のチームにしていきたい」 【監督プロフィール】日大・伊...
2018年秋予選で鎌倉学園を撃破。 2019年夏、慶応を土俵際まで追い詰める 藤沢西の選手たちが、めきめきと成長を遂げている。 2018年秋は予選で鎌倉学園を撃破、2019年夏は慶応相手に1対2の接戦を演じた。 「私学キラー」の異名を取るチームは選手たちの力を最大限に伸ばしながら進化の道を歩んでいる。 ■ 夏は3回戦...
今夏は常葉大菊川にリベンジ。 1997年以来の甲子園へ一致団結 春夏計5度の甲子園出場を誇る伝統校・浜松工。 夏大会は準々決勝で常葉大菊川を撃破する勝負強さをみせた。 復活の兆しをみせる伝統校は、「共有」をテーマに進化を遂げる。 (取材・栗山司) ■ 9年ぶりのベスト4進出 「浜工復活」を印象づけた夏だった。 春夏通...