修徳は今年5月、チームスローガン「集中・徹底・不動心」の横断幕を外野ネットに掲げた。何事にも動じることなく、やるべきことを徹底する。そんな思いが込められている。荒井高志新監督のもと新たな船出となったチームは、この横断幕のもとでたくましく成長していく。 2019年10月号掲載...
2019年8月号の記事一覧
矢板では、農業経営科の生徒たちが実習で作った米を炊いて、選手たちが練習の合間にモリモリと食べている。3年生マネージャーの小下憂菜さん、大笹友紀乃さん、花塚愛梨さんは「選手たちは、冬を越えて体がしっかりとしてきました。3年生マネージャーは3人なので、夏は3勝してほしいです!」と話す。記録員として一人ずつベンチに入るマネー...
尾瀬は、学校から車で約10分の公営野球場で練習している。校庭もあるが、打撃マシーンなどがグラウンドに揃っているため、移動して練習に励む。そのほか雨天時などは、公営の室内トレーニングハウスで練習できる。山間部だが、練習環境は整っている。 2019年8月号掲載...
嬬恋野球部セカンドユニフォームの胸マークは、ご当地キャラクター「嬬キャベちゃん」だ。 ユニフォームに“ゆるキャラ”がいるのは珍しく、相手チームの関心も高いという。黒岩洸太(3年)は「嬬恋村はキャベツの生産量日本一。僕らが勝つことでキャベツのことを知ってもらえれば」と、嬬キャベちゃんに必勝を誓う。夏大会の応援団は、キャベ...
沼津商ではダイヤモンドを使い、2人一組でノックを受ける。一塁ベース付近から前後に並んだ2人が同時に三塁方向に走り出す。ノックの打球は2球来るので、1人1球を捕る。「兄と弟が力を合わせるイメージ」とのことから大久保監督が「兄弟ノック」とネーミング。 チームの雰囲気が明るくなると同時に、仲間意識が強くなる練習だ。 2019...
「バントの神様」が臨時コーチに。「まさか、あの川相さんが本当に来るとは思っていませんでした」。巨人ファンの鈴木貫太主将(3年=外野手)は、その話を聞いた瞬間、耳を疑ったという。まずはウオーミングアップのあと、キャッチボールからスタート。川相氏がスローイングで気になった選手に対し、声をかけていく。その後、バント練習では実...
横須賀大津は、練習によってバットを使い分ける。バッティングピッチャーのボールを打つ練習では、しっかり振れる力をつけるために1、2センチ長いバットを使う。ティー打撃では、試合用より10グラム程度、重量のあるバットで振り込む。ロングティーではノックバットのような形状の細いバットを使用。他にも物干し竿のような長い棒を使っての...
監督の声を選手たちに届ける「学生コーチ」だ。もともとはサイドスローの投手だったが高校1年冬に肘を壊して学生コーチに転向した。プレーに未練はあったが、チームへの貢献を考えて決断した。「一番の目標は、このチームで甲子園へ行くこと。そのために自分が一番貢献できる道を選んだ」(黄)。夏大会、黄は記録員としてベンチへ入る。気持ち...
春季大会4強の鎌倉学園は、第1シードで今夏の神奈川大会へ挑む。昨夏100回記念の南神奈川大会も第1シードで戦い、準優勝(=写真)。今年は、トーナメントの左上から神奈川の頂点を狙う。スタンドを埋める生徒、OBらの迫力の応援が、今夏の選手たちの大きな力となるはずだ。 2019年8月号掲載...
墨田工業は今春、20人の新入部員を迎えた。2年生が6人と少なく、「連合チーム」の不安もある中で春を迎えたが、多くの新入部員が加入した。 就任3年目の長谷啓史監督は「地域の中学校などの協力によってチームのベースができつつある。地域への感謝のためにも結果へつなげたい」と話す。 2019年8月号掲載...
青山の練習時間は、平日午後3時半から午後5時まで。文武両道を極めるため、場所と時間を考慮して、効率良く練習に取り組むことが伝統となっている。校庭はラグビー部などと共有のため、グラウンドが使えない日は学内でフィジカルトレーニングや、外苑や赤坂周辺などで走り込みを行なっている。 2019年8月号掲載...
左中間後方のスコアボードに書かれているのは「今日一日のこと安田学園」の文字。安田学園の創設者・安田善次郎氏が心がけていた言葉の一つだ。2013年の甲子園出場の頃から掲示している。森泉監督は「打算的に先のことを考えず、今を一生懸命やりなさいという意味で捉えています」と言う。その教えは野球部内で日々、共有されている。 20...