春夏通算10度の甲子園出場の名門。 ベテラン指揮官就任2年目、復活に兆し 1969年選抜で準優勝し春夏通算10度の甲子園出場を誇る古豪・堀越。 再建を目指すチームは、ベテラン指揮官のもと再出発を図っている。 (取材・伊藤寿学) ■ 最後の甲子園は1997年 春夏通算10度の甲子園出場を誇る古豪だ。 野球部OBには、楽天...
2020年1月号の記事一覧
健大高崎・青柳博文監督 「競争意識が成長の鍵」 「接戦を勝ち上がることができたが、選手たちが大舞台で目にみえない力を発揮してくれた。 これも選手たちの努力の結果だと思う。 選手たちが競争意識を持ってくれたことで、日替わりヒーローが生まれた。 試合に出ていない選手たちにも力のある選手がいるので、春に向けて成長を促したいと...
「自覚」からの「しぶとさ」で8強入り 今秋都大会ベスト8進出を果たし、東京都・21世紀枠推薦校にも選ばれた日大二。 文武両道の中で確かな自信を掴み、1982年夏以来の甲子園出場へ向けてさらなる進化を誓う。 (取材・三和直樹) ■ 充実のベスト8進出 強豪揃いのトーナメントを力強く勝ち上がった。 今秋、ブロック予選2試合...
甲子園出場4度の古豪。 創立100年に向けて復活の兆し 1920年に創立し、戦前の中等学校優勝野球大会に2度出場するなど、県内屈指の伝統校である県商工。 甲子園出場は1950年が最後だが、春秋の県大会常連校として存在感を示している。 (取材・大久保泰伸、撮影・大久保泰伸/飯竹友彦) ■ 影響を受けながら磨いてきた指導法...
プロ通算1551安打のスイッチヒッター 平野 謙(元中日・西武・ロッテ) 「不器用だったからこそ努力することができた」 スイッチヒッターとしてプロ通算1551安打を放った俊足巧打のスピードスター平野謙氏。 中日、西武、ロッテで活躍したレジェンドが高校時代を振り返った。 ■中学時代はサッカー少年 -高校時代を振り返って。...
清水一眞(2年=投手)都内屈指の大型右腕 今秋の都大会ベスト8躍進の原動力となった都内屈指の大型エース。 最速135キロのストレートと多彩な変化球を武器に相手を打ち取る。 「巨人の菅野智之投手のように、動くボールをうまく使えるピッチャーになりたい。 味方のミスをカバーできるのがエースだと思うので、チームを勝たせる投手に...
共栄学園・原田健輔監督 「チーム全体でレベルアップする」 「秋都大会ベスト8という結果については、選手たちが頑張ってくれたと思う。 準々決勝では勝つことができなかったが、春・夏への“宿題”をもらったので、この冬は宿題をクリアにして、チーム全体でレベルアップしたい。 冬のトレーニングは自分たちとの戦いになるが、みんなで励...
頼れるエースにして、4番打者も務めるチームの大黒柱。 田中監督も「黙っていてもやる。 普段は大人しいけど、試合になれば変わる」と信頼を寄せる。 秋は「実戦の中で掴んでいったものがあった」と投げる度にピッチングの精度を上げ、打っては大会通算17打数8安打の大当たり。 「自分の力がどこまで通用するか分かったし、自信にもなっ...
日大二・田中吉樹監督 「文武どちらも100%でやる」 「勉強も野球も、どちらも全力でやる。 6対4で、7対3で、という話じゃない。 どちらも100%でやるという考え方でやらないと両立なんてできない。 うちにはスポーツ推薦はないが、日大二でやりたいと思って来てくれる子が多い。 実際、文武両道というのは大変だけど、その両方...
今秋の都大会ベスト8。 春・夏の躍進のプロローグ 今秋の都大会でベスト8へ進出した共栄学園。 「最強世代」の呼び声高い2年生を軸にしたチームは、秋の経験を糧にさらなる進化を遂げる。 (取材・伊藤寿学) ■ 接戦勝ち抜きベスト8へ 秋の進撃は、夏の進撃の序章にすぎない。 秋は1次予選から簡単ではなかった。 1次予選決勝は...
2018年の春、野球部グラウンドの脇に特注のウンテイを設置。 距離10メートル。 「小学生とか体重が軽いと簡単だけど、高校生ぐらいになると逆に難しくなる。 それだけ効果がある」と田中監督。 毎日、実施する中で「肩周りの筋肉がついて、体幹も強くなった。 故障もなくなった」と効果を実感している。 これまでもウエイトトレーニ...
走塁を重視する島田工。毎日のベースランニングで走塁感覚を養っている。約10分間、打球をイメージし、ベースターンなどの技術を磨く。「走塁の技術はやればやるほど上手くなる」と中村匠監督。佐久間赴任時に陸上部の顧問を務めた経験を生かし、細かく指導を行う。 2020年1月号掲載...