新指導体制2年目で進化着々 名門復活へ「全員野球」 春夏通算13度の甲子園出場を誇る名門・前橋工。復活を掲げるチームは、新指導体制2年目で着々と進化している。 ■伝統校に吹く新たな風 チームは今、変革期を迎えている。これまでは前橋近隣を中心とした中毛地域の選手たちが集まっていたが、今春には太田・城西中から佐野伊吹(1年...
2020年12月号の記事一覧
7つの委員会活動 浜松日体では、野球部内で7つの委員会を設けて日々運営している。 風紀、学習、道具、環境、技術向上、イベント、PC。 選手は必ずどこかの部署に所属。ミーティングでは、委員長が「もっとこうしていこう」と発言し、行動に移していく。 「それぞれに役割があることで行動に責任を持ち、自主性が出てきた」と杉田監督。...
八王子実践・河本ロバート監督 自分を置物にしてくれ 自分の価値観だけを押し付けてはいけないと思っています。選手たちとよく話をして、強くなるためにどうしたいか、自分たちで考えさせるようにしたい。 理想は、選手がすべて自分たちでやること。選手には、私自身を「置物にしてくれ」と言っています。「俺がカーネルサンダースになって練...
元剛腕投手の監督が目指す 自由と緻密さを融合させたチーム 長い歴史を持つ八王子実践。 2019年より監督に就任した元156キロ右腕の指揮官が、「日本×アメリカ」の新たなチーム作りを押し進める。(取材・三和直樹) 2020年12号掲載 ■与らえた環境下で目指す野球 深まる秋のグラウンドに、部員たちの溌剌とした声が響く。広...
秋の快進撃を支えたエース右腕 白栁拳斗(2年) 秋の新チームからエースを務める白栁。 身長181センチの長身から最速135キロのストレートに変化球を絡めて打者を仕留める。 「秋はどの試合も四死球が少なかったのが良かった」と本人は振り返る。地区大会では安定感のある投球で全4試合を一人で投げ抜き、チーム初の県出場に貢献。さ...
2013年に平塚湘風に着任してから8年目になりますが、人数こそ少ないものの、目指す野球ができるようになってきました。 選手たちが努力してくれた結果によって、夏・秋はベスト32進出を果たすことができました。この8年間のご褒美だと思っています。少人数でも勝負できることを伝えていきたいと思います。 【監督プロフィール】 19...
2年生4人、1年生7人で予選突破 今夏・秋、学校史上初のベスト32進出 少人数の県立校・平塚湘風の野球が面白い。2020年夏独自大会はベスト32、新チームの秋季大会も予選を突破し、本戦出場(32強)を決めた。 2020年12月号掲載 ■1イニングごとに投手交代 2020年夏の独自大会で、インパクトを残した。県大会では...
青山学院 Pick upプレーヤー 手島颯太/片岡龍哉 手島颯太(2年=捕手) 攻守の要、今秋から捕手に転向しチームをまとめる 片岡龍哉(2年=中堅手) 高校から野球を始めたプレーヤーで急成長を遂げる。中学時代はテニス部に所属 ...
学校内トレーニング 平日は、渋谷の学院内の人工芝グラウンドや空きスペースを利用してトレーニングを行う。 敷地が限られているため筋力トレーニングが主になる。選手たちは平日に地道な基礎練習を繰り返し、週末の実践練習に備えている。...
中山脩悟(2年=投手)主将のチーム分析 チームの団結力が武器 「打線は、個性のある選手が揃っています。投手は、自分が中心ですがキャッチャーの手島颯太を信頼して投げています。中等部から一緒にプレーしてきた仲間も多く、チームの団結力には自信があります。自分たちの代で結果を残したいと思います」 ...
2年ぶりとなる県大会出場 打ち勝つ野球で番狂わせ起こす 今秋はコロナ禍の予選を勝ち抜き2年ぶりに県大会出場を決めた。野球が好きな選手たちが集まるチームは、野球を楽しみながら本気の勝負を実践していく。 2020年12月号掲載 ■2年ぶりの県大会出場 今秋の予選は、コロナ禍によって例年のリーグ戦ではなく、4チームによるトー...
チームに確かな手応え 「秋季大会は、自分たちのできることを貫いたことで実力校相手でも勝負することができました。3回戦の作新戦は、チームにとっての試練。最終的に点差が開いてしまいましたが、通用する部分もみえました。今後は、私学強豪相手にも怯まずに戦っていく意識を植え付けたいと思います」 【監督プロフィール】1974年栃...