今秋ベスト16進出のダークホース 部員減少の連合チームから「奇跡の再生」 川崎市立の地域密着公立高校・川崎総合科学が今秋にベスト16進出を果たした。3年前には連合チーム参加となったが、地域・学校・選手の連携によって再生を遂げた。川崎総合科学の躍進は地域の活力となる。 ■前チームのエース加藤隆斗が独立・高知入団 2021...
2021年12月号の記事一覧
Pick up/吉岡飛翔 (2年=左翼手) 3番、レフトの副将。広角に鋭い打球を飛ばすクラッチヒッター 主砲/割田遥大 (2年=捕手) パワフルなスイングから長打を放つ主砲。攻守の核となるプレーヤー...
芦川楓真主将(2年=捕手)のチーム分析 東京成徳の新しい歴史へ 「エース須藤竜童、2番手・坂本渉を軸に守り勝つチームです。打撃力がまだ足りないので、高いレベルのピッチャーをどう打つかがチームの課題。自分たちの代で甲子園出場を決めて、東京成徳の新しい歴史をつくっていきたいと思います」 ...
新指導体制2年目で進化着々 名門復活へ「全員野球」 春夏通算13度の甲子園出場を誇る名門・前橋工。復活を掲げるチームは、新指導体制2年目で着々と進化している。 ■伝統校に吹く新たな風 チームは今、変革期を迎えている。これまでは前橋近隣を中心とした中毛地域の選手たちが集まっていたが、今春には太田・城西中から佐野伊吹(1年...
Pick up/飛田悠成 (2年=遊撃手) センスあふれるショートストッパー。チームを牽引する攻守の要 Pick up/圡橋颯馬 (2年=中堅手) 威力ある打球を飛ばす中距離ヒッター。守備範囲も広い 主砲/井本泰聖 (2年=一塁手) 長打力と勝負強さを備える4番。逆境で頼れる存在だ。 ...
日大二・田中吉樹監督 野球は必ず対面でやるもの 「コロナ禍で改めて思ったことは『野球っていいよ』ってこと。人間教育という面でも野球はすごくいい。学校はオンライン授業になったりしたけれど、野球は必ず対面でやるものです。今のチームも最初の頃はグラウンドに出てきても『気付き』がなくオンライン感覚でしたけど、最近ようやく自覚を...
Pick up 加藤心(2年=外野手) 「期待のパワーヒッター」 秋の大会は出場がなかったが、近藤監督が「貴重なパワーヒッター」と期待するのが加藤心だ。高校入学時の体重は84キロ。1年半で74キロまで減量した。「練習についていくだけで自然と体重が落ちました」と笑う。体のキレが増したことで、スイングスピードがアップ。打球...
高根沢・田村優風監督 困難から逃げない選手になってほしい 「教員、監督になってからまだ2年目ですべてが試行錯誤で、選手たちの頑張りに私自身が学ばせてもらっています。選手たちには、あいさつ、礼儀、気配りなどの『凡事徹底』を伝えていますが、人としての成長が技術の進化につながっていることを実感しています。選手たちには、困難か...
2009年の共学化で野球部創部 創部13年、選手が築いた「価値」 2009年の男女共学化によって野球部が誕生した目白研心。2018年秋には日大三を破ってブレイク。創部13年目、チームが目指すべき方向がはっきりと見えてきた。 ■2009年に部員2人でスタート 新宿区中落合にある目白研心。2009年にそれまでの女子校・目白...
松下舜平 主将(2年=捕手)のチーム分析 チームワークには自信がある 「投手陣はコントロールのいい笹原神壱、伸びのあるストレートと縦の大きなカーブがある山本朔也の2人が中心となり、失点が少ないチームです。攻撃は打つだけでなく、ランエンドヒットなどの機動力を使ってかき回していくことができます。小さい頃から知っている地元の...
公立進学校のチャレンジ 個性重視、自分たちらしく 文武両道の公立進学校・平塚江南。選手たちは、野球の魅力を追求しながら、自分たちらしく戦っていく。自分たちの殻を破った先に結果がある。 ■県大会勝利を目指しスタート 学校には活気があふれている。平塚球場、平塚競技場がある平塚市総合公園の西に位置する文武両道の公立進学校・平...
髙木光主将(2年=左翼手) のチーム分析 一体感を武器に戦っていく 「打撃は、杉本颯馬、坂野誠奎、自分のクリーンアップが軸。投手陣はエース杉本を中心に継投で勝負しています。いまは部員数(計10人)が少ないですが、一体感は強いので一人ひとりの力を合わせて戦っていきます」 ...