地域と共に戦う野球部 春季大会では作新学院に善戦 小さな町の野球部が地域に勇気を届けている。春季大会で名門校相手に堂々たる戦いをみせた茂木は、「山の子魂」というスローガンを掲げて地域と共に戦っていく。 ■小さな町の愛される野球部 栃木県南東部に位置する茂木町は人口1万2千人弱。小さな町の茂木野球部は、2016年夏...
2021年8月号の記事一覧
星槎国際湘南・土屋恵三郎監督 笑顔を忘れず、元気に明るく 「今年の夏も、神奈川の高校野球ファンにパワーを送りたい。そのためにも甲子園という夢を追いかけるということが大切。甲子園には神奈川から1チームしか行けないが、1チームでも甲子園に行くということが大事。みんながその夢を追いかけられるし、その1チームをみんなで応援す...
日大三・小倉全由監督 決勝開催に感謝しかない 「こういう状況の中でも決勝戦を開催してもらったことにまずは感謝したいと思います。コロナに関しては十分に注意してきたつもりでしたが、対応できない難しさを感じました。練習を2週間休めば大丈夫というわけではないので安心はまったくできません。練習再開からは『みんなで出来ることをやっ...
2015年以来の夏甲子園へ 2020、2021年春に選抜出場 2020、2021年春に選抜出場を決めた健大高崎。2年連続で秋季関東大会を制するなど全国レベルの力を蓄えるが、夏は2015年以来甲子園に届いていない。夏の勝利にすべてを懸ける。 ■打撃破壊は進化の過程 2014、2015年に「機動破壊」で一世風靡した健...
大塚豪 主将(3年=内野手)のチーム分析 機動力を生かしたい 「エースの勝田己太郎が少ない失点に抑え、攻撃は椎田康聖、増田和真、中浦栄典、自分が中心になって得点を挙げていきます。ただ打つだけでなく、今年は足の速い選手が揃っているので、機動力を磨いてきました。戦術的にもオプションが豊富です」 (2021年8月号掲載)...
2020年秋準優勝で関東大会へ 個性あふれる最強軍団 昨秋の栃木県大会で準優勝となり関東大会へ進出した伝統進学校・石橋。21世紀枠最終候補に選ばれたが選抜切符は届かなかった。選手たちは、この夏、再び、甲子園に挑戦する。 ■着々と実績を積むチーム 今季の部員は3学年合わせて51人。福田博之監督が石橋に着任した201...
上村海斗 (3年=投手) 打撃では高校通算29本塁打、投げては最速142キロ。投打の二刀流 真野湧弥 (3年=二塁手) 堅実な守備と広角の打撃でチームを牽引。春以降、飛距離がアップし絶好調 (2021年8月号掲載)...
小森彗輝 主将(3年=遊撃手)のチーム分析 投打の軸と声で勝負 「打撃の中心は捕手の岡本侑也です。勝負強い打撃でチームを引っ張ってくれています。投手は2年生エース檜山匠海が軸。球速以上に伸びがあり、ゲームを任せることができます。最後の夏は、声を武器に戦っていきたいと思います」(2021年8月号掲載)...
昨夏独自大会ベスト4 横須賀初の甲子園へ 昨夏独自大会でベスト4へ進出した三浦学苑。昨夏の主力が残るチームは、力を蓄えて、最後の夏へ挑む。横須賀初の甲子園への期待は膨らむ。 ■昨夏準々決勝で大金星 昨夏の快進撃の記憶は、1年が経過した今も色褪せない。コロナ禍で甲子園大会が中止になり、独自大会が開催された。大会直...
啓明学園・芦沢真矢監督 努力を発揮してほしい 「小さい頃から結果ばかりを求められると打席の中でバットが出てこない。最後の夏は『バットを思い切り振れば良かったな』とならないようにしてもらいたい。悔いが残るのは“結果”ではなく“気持ち”の部分。大事なのは、これまでの努力を発揮できるかどうか。自分自身が心の部分でブレーキをか...
投打の戦力充実、優勝候補 2004年以来の甲子園へ 投打において県トップクラスの能力を備える東海大静岡翔洋。「思いをつなぐ野球」をスローガンに掲げるチームは、2004年夏以来2度目の甲子園を狙う。(取材・栗山司) ■巨人ドラ1選手が率いる 「あとは実戦でいかに力を発揮できるか。今年はそこだけなんですよ」。日焼け...
前橋商・住吉信篤監督 一戦必勝、目の前に集中 「コロナ禍で対外試合ができない間は、紅白戦で実戦練習を繰り返しました。夏が近づくにつれてチーム力が高まり、1年生を含めて底上げができたと感じます。夏の大会は何が起こるか分からないので一戦一戦、目の前の試合に集中していきたいと思います」 (2021年8月号掲載) 【監督プロフ...