2020年秋ベスト8進出 21世紀枠県推薦校選出 県立強豪白山が2020年秋季県大会でベスト8に進出した。尾形裕昭監督就任2年目。多くの経験と敗戦を経て強くなったチームは、進化の証を結果で示す。 ■監督交代から約1年 白山にとって、2020年3月からここまでは激動の1年だったと言える。 昨年3月、新型コロナウイ...
2021年4月号の記事一覧
エース/市川裕貴(新3年=投手) スライダー、チェンジアップなど多彩な変化球をキメ球に要所を締める頭脳派エース 主砲/島津完汰(新3年=右翼手) パンチ力のある打撃でチームを牽引。「打率を上げながらホームランを打ちたい」 マネージャー/チームの運営者です! 左から 津田有希(新3年=主務) 中橋凛(新3年) 成瀬優...
目標は155キロ、骨太の剛腕 修徳 床枝魁斗(新3年) 179センチ84キロ、力で相手打者をねじ伏せていく骨太の剛腕だ。力強いフォームから繰り出される重いストレートは、「ズドン」という音を立ててミットへ収まる。昨秋の都大会1回戦早稲田実戦では、リズムがつかめずにチームは2対9で敗れた。 床枝は「エースとは、チームの先頭...
特進選抜コースで「文武両道」 前橋育英では昨春から「特進選抜コース野球部推薦」が始まった。勉強、野球の両面で優れた成績を収めている生徒が対象。1年目には6人(現在新2年生)が入部。練習合流時間が遅れることもあるが、半数以上がベンチ入りを果たすなど文武両道を実践している。 ...
齋藤星太 (新3年=一塁手)主将のチーム分析 『逆転の隼人』を復活させる 「打撃は、1番・加藤衛、2番・近藤澪望がチャンスを作り、3番の自分と、4番の高橋一輝で得点を奪う形が理想です。投手は、椎名康成、辻永虎王、小林司苑の3人が軸。粘り強く戦う『逆転の隼人』を復活させたいと思います」...
4番に座る絶対エース/床枝魁斗(新3年=投手) 最速143キロのストレートを投げ込む骨太の本格派右腕。伸びしろは大きく、今秋のドラフト候補だ Pick up 間島玉喜(新3年=遊撃手) 佐藤大空(新2年=中堅手) 帽子の裏にライバルの名前/堀木翔(新3年=投手) 2番手投手・堀木翔の帽子のつば裏には、チームメート...
バッテリーが躍進の原動力 石井登也(新3年=投手)/ 高橋雄大(新3年=捕手) 白山のエース石井登也(新3年=投手)と、扇の要・高橋雄大(新3年=捕手)は、阿吽の呼吸で相手打者を封じる最強バッテリー。 石井は冬を越えて球速が著しくアップし変化球のキレも増す。女房役の高橋は「直球が速くなったことで変化球がより生きてくる」...
皆川岳飛(新3年=中堅手) 走攻守 規格外の次世代スラッガー プロ注目、今秋のドラフト候補 破壊力としなやかさを兼ね備えた次世代スラッガー皆川岳飛(新3年=中堅手)。 兄は、2017年に前橋育英で甲子園出場を果たした皆川喬涼投手(中央大4年)。兄の背中を追って前橋育英の門を叩いた岳飛は、今年、主将としてチームを牽引し、...
エース/的野健太(新3年=投手) 今冬、急激な成長をみせた本格派右腕。数字以上に威力あるストレートと、ブレーキの効いた変化球で勝負していく 武藤琢磨(新3年=遊撃手) ミート力と勝負強さが武器の中距離ヒッター。守備範囲も広く、攻守の中心プレーヤーだ 高輪台の秘密兵器/ ホワイト琢真(新3年=外野手) 米国人の父親...
2021年度 新たな船出 それぞれの 思い &OBからのメッセージ 桐生高OB 河原井正雄コーチ(前青学大監督) 魅力あるチーム作りをしていきたい 「2019年秋から桐高(キリタカ)で指導をしていますが、選手たちの“伸びしろ”の大きさに驚いています。最初は、大学レベルとのギャップに戸惑いましたが、選手たちがぐんぐんと成...
小浦蒼平 (新3年=遊撃手)主将のチーム分析 「つながり」と「自主性」が武器 「横浜翠陵は、学年の枠を越えて切磋琢磨できるチームです。打撃は、島津完汰を中心にチームバッティングを心掛けています。守備は、右腕・市川裕貴、左腕・小原拓巳(新3年)の投手陣がゲームを作っていきます。チームのつながり、自主性を武器に、戦い抜きた...
Pick up/小林麗央・原崎翔陽・西島賢介 三拍子が揃う好遊撃手 小林麗央(新3年=内野手) 1年夏、小林麗央はベンチから決勝戦の様子を見つめた。 「1つのミスで試合が決まってしまう。緊張感が凄かったです」。チームは惜しくも1点差で敗退。先輩たちの悔し涙を目のあたりにし、「必ず甲子園に行く」と心に誓った。昨夏の代替...