目標は155キロ、骨太の剛腕 修徳 床枝魁斗(新3年)

179センチ84キロ、力で相手打者をねじ伏せていく骨太の剛腕だ。力強いフォームから繰り出される重いストレートは、「ズドン」という音を立ててミットへ収まる。昨秋の都大会1回戦早稲田実戦では、リズムがつかめずにチームは2対9で敗れた。

床枝は「エースとは、チームの先頭に立って戦う存在。技術面でも精神面でももっと強くならなければいけない」と話す。昨秋の時点での最速は143キロ。この冬は下半身トレーニングを入念に行い、体の強度が著しく増した。「夏の球速目標は155キロ。勝負所で三振を奪って、チームを勝たせるピッチャーになりたい」。床枝はマウンドに上がる一方で、4番として攻撃の大黒柱の役割も担う。投打の二刀流が修徳躍進の原動力となる。

 

 

 

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