Best8 島田商「成長」 「1戦1戦成長してくれた」横山崇監督 「支えてくれた周りの方に感謝したい」新木柊 古豪の意地で激戦ブロック駆け上がる エース新木は全5試合の完投 激戦必至のブロックに飛び込んだ島田商。絶対的エース新木柊(3年)を軸に結束するチームは、古豪復活をかけた戦いに挑んだ。(取材・栗山司) (2021...
2021年9月号の記事一覧
Best8 藤枝明誠「やり抜くチカラ」 「よく頑張ったなという気持ちでいっぱい」光岡孝監督 「最後まで明誠の野球は貫けた」川瀬譲二主将 投打において他を圧倒 春秋王者として“らしさ”貫く 第1シードで臨んだ今夏。頂点に立った者にしかわかりえないプレッシャーの中、チームは最後の大会に立ち向かっていった。(取材・栗山司)(...
前橋育英が延長12回の激闘制す 上州高校野球の歴史に刻まれる名勝負 第103回全国高校野球選手権群馬大会決勝で前橋育英が6対1で健大高崎に勝利した。延長12回、前橋育英・岡田啓吾が決勝2ランを放つなど一挙5点を奪ってゲームを決めた。 ■両エース、白熱の投手戦 永遠に観ていたくなるようなゲームだった。今大会ノーシードで臨...
第103回 全国高校野球選手権 栃木大会 準決勝 佐野日大VS文星芸大附 佐野日大 最終回逆転劇で決勝進出 文星芸大附 14年ぶりの甲子園出場ならず 1点ビハインドの佐野日大が最終回に逆転勝利、あきらめない野球で7年ぶりの決勝進出を果たした。文星芸大附は14年ぶりの甲子園出場の夢が途絶える結果になった。(取材・永島一...
第103回 全国高校野球選手権 栃木大会 準決勝 作新学院VS宇都宮短大附 作新学院 最少失点で大会10連覇に王手 宇都宮短大附 初ベスト4はチームの財産 作新学院が攻守に隙のない戦いをみせて準決勝を突破、2年越しの大会10連覇に王手をかけた。宇都宮短大附は創部初のベスト4という結果になった。(取材・永島一顕) ■...
絶対王者10連覇 接戦制して栃木の頂点 作新学院が、春優勝の第1シード佐野日大との決勝戦を制して、2年越しでの10大会連続優勝、16回目の甲子園出場を決めた。佐野日大は、最後まで食い下がったが一歩及ばなかった。(取材・永島一顕) ■序盤の代打策が見事的中 初回に1点先行された作新学院は3回、8番・渡邊翔偉が中前打で出塁...
第103回 全国高校野球選手権 群馬大会 準決勝 利根商VS健大高崎 健大高崎 投打盤石の戦いで決勝進出 利根商 「北毛初の甲子園へ」飽くなき挑戦 健大高崎が準決勝で投打盤石の戦いを見せて利根商に勝利し決勝進出を決めた。「北毛初の甲子園」を狙った利根商は次世代へ夢をつないだ。 ■健大高崎、主砲・小澤の活躍で快勝 健...
第103回 全国高校野球選手権 群馬大会 準決勝 太田VS前橋育英 前橋育英 春季大会敗戦の雪辱 太田 進学校の素晴らしき挑戦 春季大会で太田に敗れた前橋育英が、夏大会で雪辱を果たした。太田は、春・夏ともに4強入りし、公立進学校の可能性を示した。 ■太田、公立校のプライド誇示 2度続けては負けられない。前橋育英は...
「選手に救ってもらった」 村田浩明監督 「すべての目標は、この選手たちを甲子園に行かせること。勝てなかったのは何かが足りないから。そのために変えられるものは、全部変えていこうと考えました。高山大輝コーチとともに、私生活からすべてを見直していきました。チーム再建は、思っている以上に厳しい戦いでした。(試合後会見の涙は?)...
背番号7のエース/金井慎之介 名門の重圧を背負い続けた。 背番号1を背負った昨秋、今春大会は準決勝のマウンドに立ったが、本来の投球を見せることができなかった。2大会連続ベスト4。勝利のみが求められる世界で、苦しみを抱えた。今大会はエースナンバー「1」ではなく「7」をつけて大会へ。「背番号7のエース」が横浜優勝の原動力だ...
新生・横浜 新たな物語の始まり 一戦必勝、泥臭く、原点回帰 ■24安打17点の猛打で頂点へ 横浜が決勝・横浜創学館戦で24安打17点の猛打をみせて3年ぶり19回目の頂点をつかんだ。就任2年目の村田浩明監督は優勝インタビューで「一戦必勝でやってきた。やっと一歩を踏み出せたなと思っている。3年生に本当に感謝したい」と...
横浜 3年ぶり19度目 V 第103回全国高校野球選手権神奈川大会を制したのは横浜だった。3年ぶりの甲子園を狙う横浜は7月28日の決勝戦で横浜創学館に17対3で勝利し、聖地への切符をつかみ取った。OBの村田浩明監督が2020年4月に就任し「再建」へ向けて取り組んできたが、チーム改革開始から2年目の夏に、村田監督自身...