秋・春は不完全燃焼の名門 満を持して迎える夏、甲子園出場を誓う 故障による離脱に苦しんでいた今季の静岡。万全の体制が整わないまま秋、春を乗り越えてきた。そして今、ようやくベストメンバーが揃い、最後の夏を迎える。(取材・栗山司) ■甲子園で勝つことが使命 春夏通算43回の甲子園出場を誇る静岡。ネット裏には明治、大正、昭和...
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エース 吉川慧(3年) 安定感抜群のサウスポー。春の東海大会準決勝で139キロを計測したストレートに加え、カーブ、チェンジアップの変化球の精度も高い。バックに安心感を与える計算のできる投手だ。 Pick up/両投げのスラッガー 北條創太(2年=外野手) 春の東海大会決勝戦。5番打者の北條は3安打を放って勝利に貢献した...
3年生の皆さん、お疲れ様でした! 今春3回戦で二松学舎大附に勝利 2016年夏以来、2度目の甲子園へ 2016年夏に初の甲子園出場を決めた八王子。今年のチームは、7年ぶり2度目の甲子園に照準を合わせて戦い抜いていく。 ■ひたむきに努力できるチーム 今年のチームは、例年と比較して派手さはないが堅実に戦えるチームだ。ひたむ...
Pick up 齋藤隼(3年=中堅手) 外野へ強い打球を打ち込んでいく攻撃的な2番バッター。高校通算11本塁打 金子蒼生(3年=一塁手) スピードあふれるリードオフマンで、広角に打球を打ち分けて出塁していく 投手陣 清水大暉(2年)/ 坂部羽汰(3年) / 須田湧貴(3年) ...
2015年秋ベスト8、2021年夏ベスト32 2023年1月から新たな指導体制 2015年秋にベスト8へ進出するなど力を発揮する進学校・川和。2023年1月からは新たな指導体制で、選手のエネルギーを引き出していく。 ■野球本来の面白さを追求 川和は2021年夏の神奈川大会4回戦でベスト16入りをかけて東海大相模と...
準決勝で健大高崎に惜敗しベスト4 底力健在、多彩な投手陣に手応え 健大高崎と対戦した。最終回に執念をみせたが4対5で惜敗しベスト4で大会を終えた。 ■準々決勝では前橋商に逆転勝利 今年の前橋育英は、小田島泰成主将、石川太陽らの打者と、投手の継投で勝負するチーム。投手陣は、信澤快都、岩﨑鈴音、高橋平、そして打者として...
2018、2019年夏には2年連続東東京大会準優勝 創立100年のメモリアルイヤーに甲子園へ 小山台は、2014年の選抜甲子園に21世紀枠で出場、2018、2019年夏には2年連続で東東京大会準優勝となった。選手たちは、「生活」を大事にしながら初の夏甲子園を目指す。 ■初の夏甲子園は“射程距離” 文武両道を貫く小...
2023年で創部15年を迎える気鋭 2018年秋には日大三を撃破する「金星」 目白研心は2009年の共学化と共に野球部が誕生、2023年で創部15年を迎えている。野球が好きな選手たちが集まるチームは、それぞれの長所を結集して勝利を追求していく。 ■WBC決勝戦から学ぶこと 3月22日はWBC(ワールドベースボール...
岩渕一隆監督が勇退し新たな体制へ 選手たちは春季都大会快進撃で恩返し 専大附は2013年夏にベスト8へ進出し近年では2018年夏、2021年春にベスト16になるなど実績を残してきた。今春には35年にわたってチームを指揮した岩渕一隆前監督が勇退し、新たな体制でスタートを切った。 ■情熱を注ぎ込んだベテラン指揮官 ...
横浜隼人は『綱引き野球』 「横浜隼人の野球は『綱引き野球』です。部員全員が力を緩めることなく綱を引いていくことが求められています。最後まであきらめずに食らいついていった先に2度目の甲子園が見えてくると考えています」 【監督プロフィール】1964年徳島県生まれ。徳島市立−国士舘大。国士舘高コーチを経て、1991年に横浜...
2021年夏に42年ぶりベスト8 昨秋は初戦で宇都宮工を撃破 伝統校・鹿沼が上昇気流をつかみつつある。2021年夏に42年ぶりにベスト8へ進出したチームは昨秋にも“大物食い”をみせた。選手たちは、ベスト4以上を狙って春・夏へ向かっていく。 ■昨秋は宇工、真工を撃破 鹿沼が昨秋季県大会で価値ある“2つの勝利”を挙げ...
IoTベースボールで新たなスタイル構築 SNSも積極活用してイノベーション実行 1991年夏に西東京ベスト4となった伝統を持つ工学院大附。選手の意欲を重視するチームは、デジタルトランスフォーメーション(DX)野球で西東京の頂点を狙う。 ■学校へのプレゼンでデータ測定器導入 工学院大附の3年生・前田樹はアナリストと...