
群馬・勢多農林は、選手・指導者として甲子園を経験した小暮直哉監督(前橋東・前監督)が就任し新たなスタートを切っている。指揮官の目指す指導を紹介する。
ー 小暮監督が目指す指導 ー
①選手を見下さない
②選手の立場に立って考える
③指導者が勉強して野球を教える
④結果を怒るのではなく、過程を注意
⑤チームや選手が自然に育つ環境づくり
⑥選手が自ら課題に気づくよう導く
⑦選手の“背景”に思いを巡らせる
⑧指導者は選手の模範となるべき
⑨勝ちは選手のおかげ。敗けは指導者の責任
勢多農林の新しい歴史を作る
「選手たちの“自走”を後押しする『思考自走野球』に取り組んでいますが、生徒たちが日々成長する姿に手応えを感じています。野球部専用グラウンドなど恵まれた練習環境を活かして、生徒たちと共に勢多農林の新しい歴史を作っていきたいと考えています」
(監督)
勢多農林・小暮直哉監督
1984年群馬県生まれ。前橋−早稲田大。前橋高校時代の2002年に正捕手として選抜出場。前橋工コーチを経て2009年秋、前橋工監督に就任し関東4強入りで2010年春の選抜出場。2012年秋から前橋東監督、2017年春ベスト4などの実績を残す。2025年に勢多農林へ異動となり同年秋から監督。







