エース
吉川慧(3年)
安定感抜群のサウスポー。春の東海大会準決勝で139キロを計測したストレートに加え、カーブ、チェンジアップの変化球の精度も高い。バックに安心感を与える計算のできる投手だ。
Pick up/両投げのスラッガー 北條創太(2年=外野手)
春の東海大会決勝戦。5番打者の北條は3安打を放って勝利に貢献した。「気持ちの面でも技術の面でも冬にやってきたことが出せた」と大会を振り返る。中学1年時に右ヒジを手術。そこから約1年半、投げる・打つはもちろん、膝の軟骨をヒジに移植した関係で走ることもできない日々が続いた。「ちょっとでも野球に触れていたかった」と始めたのが左で投げること。本来は右投げだが、左利きの投手として練習を重ねた。高校では野手に専念。外野手として守る際は右で投げる。また、練習試合で投手として起用されると右手にグローブをはめて左で投げる。「ピッチャーはそんなに…」と謙遜するものの、秋からの新チームではマウンドに上がることも期待される本物の二刀流だ。
主将の チーム分析・太田侑希 主将 (3年=外野手)
必ずチャンスで1本を
「自分たちはバッティングのチームではありません。長打を打てる選手が少ない分、チャンスでは必ず一本を出すことを目指しています。ピッチャーは計算ができます。守りからリズムを作って攻撃に繋げる野球です」