Pick up/勝俣塁登(3年=外野手)
 不撓不屈の精神で復活を遂げた。強打者として入学時から期待されるも、2年生の5月から手足が痺れ、力が入らなくなった。病名はギラン・バレー症候群。その後、約2カ月入院し、体重は12キロも落ちた。それでも野球への思いを持ち続け、冬の期間にチームに戻ってトレーニングを重ねた。そして迎えた今春の県予選。代打で出場すると、貴重なタイムリーを放ち、県出場に貢献した。「今までチームに迷惑をかけた分、バットで取り返していきたいです」。持ち味の長打力を生かして貢献していく。

投手陣
岩田葵(3年)/中山直央翔(3年)

 春の県予選でエースナンバーを背負ったのが岩田葵。「守備からリズムを作りたい」と最速143キロの力強いストレートとスライダーで勝負する。一方、経験値が高い中山直央翔は「どんな状況でも抑える」と抜群の制球力でゲームを作る。静岡学園が誇る頼もしい2枚看板がチームを上位に押し上げる。

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