
今夏の西東京大会決勝で日大三が東海大菅生に8対4で競り勝って2年ぶりの甲子園出場を決めた。主将・本間、エース近藤らの活躍で西東京を制した。
■投打一体の戦いで「王座奪還」達成
決勝の相手は第1シードの東海大菅生だった。
3回に本間主将、田中のタイムリーで3点を先取したが5回までに3対4と逆転される展開。しかし5回裏に本間主将の2点適時打などで3点を奪い再逆転。
8回にはダメ押しの2点を加えて8対4で寄り切った。
本間主将は3安打5打点の活躍で東海大菅生撃破の立役者となった。
準々決勝からの3試合(24イニング)を1人で投げきったエース近藤は、準決勝、決勝では9回完投の熱投で優勝の原動力となった。
三木監督は「近藤がタフに投げてくれたことが大きかった」と称えた。2年ぶり20回目の夏甲子園出場。シーズンを通じて進化を遂げた日大三が、投打一体の戦いで王座奪還のミッションを果たした。