常葉大橘・片平恭介監督
「選手たちは想像以上に成長」
「甲子園大会の中止が決まり、選手にどういう言葉をかけていいのか分からなかった。
3年生たちが2日間のミーティングを経て『代替大会は思い出の大会として終わるのではなく、下級生と競争してレギュラーを争いたい』と言ってきたときは、彼らの成長を感じた。
これまで取り組んできたことは決して無駄ではない。
何かを恨むのではなく、最後までやり遂げたことに誇りを持って卒業してほしい。
また、2年生と1年生には3年生の姿を目に焼きつけて、今後に生かしてもらいたい」
2020年8月号掲載
【監督プロフィール】
1988年生まれ静岡県出身。
常葉橘-常葉大。
高校時代は「4番キャッチャー」として活躍。
大学卒業後、常葉橘中の監督を5年間経験し、2012年に県優勝を果たす。
17年秋から高等部の監督を務め、直後の秋季大会でチームを東海大会に導く。