監督&部長の二人三脚 甲子園を目指して成長を続ける 2018年秋にベスト8入りした光明相模原。3年生が抜けて少数精鋭となった中、チームは「挑戦」から「躍動」へと進化を遂げようとしている。(取材・三和直樹) ■敗戦の中の手応え 土煙が舞う。練習開始の合図とともに勢いよく駆け出した。相模川沿いにある専用グラウンド。冬の...
新着記事
奇策ホームスチールで秋予選突破 一戦一戦進化し、強豪校次々撃破 ■伝統ある学園で育む力 2016年夏ベスト16、2017年夏ベスト8、2019年秋ベスト16など、ダークホースぶりを発揮してきた伝統校だ。歴史ある学園は1885年(明治18)に神田で開校、現在の校舎がある世田谷区松原には1936年(昭和11)に移転して...
三島南・稲木恵介監督 主体的、対話的な取り組みで成長 試合では120パーセントを目指すのではなく、いま持っている力を常に100パーセント出し切ってもらいたい。そのために、日々の練習では個々の能力を上げると同時に実戦力を養っている。秋の大会ではベスト4に進出し、新たな歴史を作ることができた。さらに、この壁を破るために、...
各務功太(2年=内野手)主将のチーム分析 チームの新しい歴史を作りたい 強豪校に比べると力はまだまだ足りないけど、ここぞという時の集中力は負けない。目標はベスト4以上、そして甲子園です。すべての力を合わせて、このチームで新しい歴史を作りたい。 ...
光明相模原・芝崎広之監督 価値観を変えられるように うちは他と比べると古風なチーム、昭和っぽいチームだと思います。勉強が得意でない子も多いですし、中学時代に野球で活躍した選手も少ない。でも、ここで頑張って練習して、成長して、この神奈川の頂点を目指し勝ち上がることができれば、彼らの中の価値観が変わるでしょうし、変えられる...
Pick up/主砲・各務功太(2年=内野手) 信頼厚い主将兼4番 主将としてチームをまとめ、4番として打線を引っ張る頼れる存在。中学時代は、全国制覇を果たした名門・世田谷西リトルシニアでプレーし、高校入学後は1年の秋から4番に座る。武器は恵まれた体躯からの力強いスイング。入学時は118キロあったという体重も、「かなり...
僕らを超えてほしい 加藤陸久 前主将(3年) 2020年夏は、相洋の絶対的主将としてチームを創部初の準優勝へ導いた。 決勝で東海大相模を土俵際まで追い詰めた原動力だ。引退後も練習に参加し、後輩たちにアドバイスを送る。加藤前主将は「2年生は秋ベスト8だったが、もっとできるはず。本気で野球に向き合って、僕たちを超えてほしい...
伊勢崎清明に勝利し秋ベスト8 公立校の粋なチャレンジ 2020年の秋季大会で高崎北がベスト8に進出した。近年、「シード校基準」を目標に地力をつけていたチームは、一つの壁を越えた。 [2021年1月号掲載] ■執念の1点 で強豪撃破 2020年秋、公立の序列に変動が起きた。 1回戦で市立前橋に8対2で勝利すると、2回戦で...
3人の主将/山田将大 (2年=投手)・吉澤伸容 (2年=二塁手)・ 澤田夕輝 (2年=捕手)のチーム分析 ベンチを含めてチーム総力で勝負 ベンチの明るいムードがチームの武器。打撃はスイッチが入ればつながっていきますが、波があるのが課題です。投手力は、エース浅井に頼っているので、投手層を厚くしなければなりません。果敢な走...
高崎北・青木達也監督 公立でも戦えることを示したい 秋季大会ベスト8でシード権を獲得しましたが、野球だけではなく、学校生活の行動、文武両道、思考回路などの部分でもシード校にふさわしいチームにならなければいけないと考えています。まだ力は足りませんが公立高校でも戦えることを示したいと思っています。 【監督プロフィール】1...
Pick upプレーヤー 小暮健翔/清水優 小暮健翔(2年=左翼手) 清水優(2年=一塁手) マネージャーは3代目 富岡は、2018年4月に富岡東と統合して男女共学化。同年から野球部に女子マネージャーが入部した。いまの2年生・奧寺美結さんが3代目。「選手たちに感謝してもらえることがやりがいです」(奧寺さん)。2020...
堤颯太(2年=捕手)主将のチーム分析 守備は安定、打撃力が課題 エース川島を中心とした守備のチームです。川島はチェンジアップが決め球で、どんな相手でも戦えるピッチャー。攻撃で援護しなければいけないですが、まだ打撃力が足りないので、チャンスで1本が出る勝負強さを身につけなければいけないと思っています。夏はみんなの力を合...