都立強豪・日野を撃破しベスト16進出。6年越しの「チーム改革」で大きな成果 この夏、練馬が旋風を起こした。 4回戦で都立強豪・日野に競り勝ちベスト16へ進出したのだ。西東京の都立勢力図を塗り替える快挙となった。 練馬は、学校と地域の応援を力に変えて努力を続けてきた。 歴代監督の系譜を引き継ぎ2014年から指揮を執る坂...
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履正社に敗れるも堂々のベスト8。ダブルエースの継投で聖地3勝 3年ぶり8度目の甲子園出場を果たした関東一(東東京)がベスト8進出、準々決勝では優勝校・履正社に敗れたが堂々たる戦いをみせた。 ■ 日替わりヒーロー出現で接戦勝ち抜く ダブルエースとマシンガン打線が、チームをベスト8へ導いた。 関東一は、背番号1・土屋大和(...
走塁を重視する島田工。毎日のベースランニングで走塁感覚を養っている。約10分間、打球をイメージし、ベースターンなどの技術を磨く。「走塁の技術はやればやるほど上手くなる」と中村匠監督。佐久間赴任時に陸上部の顧問を務めた経験を生かし、細かく指導を行う。 2020年1月号掲載...
メンタル面が課題の県商工で、畠陽一郎監督が取り入れたのが「一発ギャグ」。トレーニングやジャンケンなどで負けたチームが一発ギャグを披露する。度胸をつけるため学校部活紹介や文化祭などでもトライした。当初は選手たちも戸惑ったが「慣れてくると楽しいし、これをやることで試合でも全然緊張しなくなってきた」と効果を話している。 20...
神奈川工は新チーム始動時から「素手キャッチボール」を取り入れている。約3メートルの距離でボールを扱うほか、ゴロ捕球も行う。素手のキャッチボールによって捕球姿勢や手の出し方など基本が身につく。秋大会横浜戦、一つのミスで敗れたチームは、守備を再徹底して春・夏へ挑む。 2020年1月号掲載...
桐蔭学園時代から合わせて、教え子は述べ900名近くに上る土屋監督。星槎国際では2017年秋のドラフトで本田仁海がオリックス4位指名でプロ入りしたが、同時に大学進学者も増やしてきた。入試面接対策も万全で、今年の3年生は、投手・一栁大地が六大学・法政にスポーツ推薦で合格したほか、系列の星槎道都大だけでなく、東都、首都、神奈...
日大藤沢は今秋から、二人の主将を配置する「ダブルキャプテン制」を初めて取り入れている。キャプテンの負担を減らし、チームを円滑にまとめていくことが狙い。山本秀明監督は、姫木陸斗(2年=外野手)と、小泉和也(3塁コーチ)の二人を主将に任命し、現場を任せている。小泉主将は「姫木はプレーで、自分は声でチームを盛り上げている」と...
「切込隊長」「攻守の要」「選手愛」…。江戸川の1塁側得点板には各部員が掲げた目標が貼ってある。その横には鈴木監督が就任してから加えた「守備の心得」「攻撃の心得」があり、技術向上につなげている。各自の目標は年明けとともに新しいものに変わっていく。「今度は具体的な数値や目標設定に変わっていくと思います」と松澤主将。江戸川は...
駒込の投手陣は、ラグビーボールのキャッチボールでフォームの矯正を行なっている。金丸健太監督のアドバイスのもと今冬から取り入れている。エース石野陽佑(2年)は「良い回転で投げるには、体全体を使って投げることが必要。これからのピッチングに生きてくると思う」と手応えを話す。地肩強化を図る駒込は、東東京大会制覇へ「トライ」して...
東海大高輪台は今秋からキャプテン2人制を取り入れる新体制でスタートした。主将となったのは、吉澤望、森田旺訓(2年=捕手)。主軸としてプレーする吉澤はゲームキャプテン、控えの森田はベンチをまとめる。森田は「吉澤には試合に集中してもらって、自分はベンチを盛り上げている」と役割を自覚する。2人のリーダーシップが、チームを躍進...
堀越は、八王子市館町に専用グラウンドを持つ。神宮球場と同じ大きさ、同じ方角の球場。選手たちはそんな充実した環境で練習に励む。八王子校舎施設内には、球場のほか陸上トラック、サッカー場もあり、体育コースの生徒たちがトレーニングを行っている。 2020年1月号掲載...
「2013年秋にベスト4になったときはその流れをつなぐことができずに小さな波で終わってしまった。試行錯誤を続ける中で、野球の技術以上に、選手の人間力を養うことが大切だとわかった。今夏のベスト8は、チームにとって新たな一歩。この夏に学んだことを生かして、慢心することなく次のステージへ進んでいきたい」 【監督プロフィー...